エキスパンダ

エアコン工事でも通常の取付ならまずエキスパンダを使うことは無いと思いますが、ガス溶接するときに必要になるので、持っておきたい工具だと思います。
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エキスパンダ

エアコン取付工事にも、いろんな工具が必要ですが、ここで紹介する『エキスパンダ』は、あまり馴染みのないものかもしれません。

 

エキスパンダと聞いて思い出すのは,こんなものを想像するんじゃないでしょうか?
キスパンダー 5連 KW-740Sのイメージ画像です。
確かに、これも正解なのですが、エアコン取付工事でいう『エキスパンダ』は、まったくの別物です。

 

普通、一般の家庭用エアコンの取付けでは、使うことも少ないと思うので、量販店のルームエアコンを専門に取付けている業者は、持っていないと思います。
エアコン取付工事で使う『エキスパンダ』を日本語で言うと『拡管器』といいます。

 

『拡管器』と日本語で書いても何をするものなのか、さっぱりわかりませんよね。
この工具は、冷媒用の銅管をガス溶接で繋ぐときに使う工具です。

 

ルームエアコンなどでは、冷媒管の距離もさほど長くないし、曲げ加工も比較的容易にできるので、途中で配管を切断して繋ぐこともないので必要ありませんが、業務用エアコンなどの太い冷媒管になると長い配管をそのまま曲げ加工などをすることが困難な場合も多く、加工しやすい長さに切断して曲げ加工を行うことが多いので、加工された冷媒管とそれまでの冷媒管を溶接で繋ぐことになります。
しかし、切断された冷媒管をそのまま繋ぐことはできないので、エキスパンダを使って片方の冷媒管の端を広げて、もう片方の冷媒管を差し込めるように加工しなくてはなりません。
こうすることで、繋ぎ目の強度を保ちつつ、確実な溶接作業をすることができるようになります。

 

エキスパンダを使わなくても銅管ソケットを使えば、何も加工しなくても溶接できるけど、銅管ソケットを使うと1箇所の接続に2箇所の溶接が必要となり、作業時間も掛かるし、ピンホールからのガス漏れリスクも高くなってしまうので、多くのエアコン専門業者はエキスパンダを使って冷媒管を拡張して、溶接作業を行っています。

 

専門性の高い工具なので、家庭用のルームエアコンを取付けるのには必要ないので、多くの人には関係ないと思うけど、業務用エアコンを扱うのであれば必須の工具だと思うのでここで紹介しておきます。

私が使ってるエキスパンダ

タスコ(TASCO)エキスパンダセット TA525PAのイメージ画像です。

タスコ(TASCO)エキスパンダセット TA525PA

 

永年TA525C使ってるのですがどこを探しても販売されていないので、代替品としてこちらを紹介させていただきました。
使い方は同じなので、何の問題もないと思います。

楽天はこちらタスコ(TASCO) TA525PA

 

タスコ(TASCO)/BBK Technologies

油圧エキスパンダセット
タスコ(TASCO) TA525PMのイメージ画像です。 BBK Technologies VHE-42Aのイメージ画像です。

タスコ(TASCO)
TA525PM

BBK
VHE-42A

楽天はこちらタスコ(TASCO) TA525PM 楽天はこちらBBK Technologies VHE-42A

 

エキスパンダセット
リジッド(RIDGID) 34152のイメージ画像です。 BBK Technologies 13100BBKのイメージ画像です。 アサダ(asada) CT201のイメージ画像です。

リジッド(RIDGID)
34152

BBK Technologies
13100BBK

アサダ(asada)
CT201

楽天はこちらリジッド(RIDGID) 34152 楽天はこちらBBK Technologies 13100BBK 楽天はこちらアサダ(asada) CT201

タスコをはじめとして、BBK、リジッド等々のエキスパンダを紹介しましたが、どれもよく使われているものなので、必要な人にとってはどれを選ぶかだけだと思うので、ゆっくり選んでください。
本格的にエアコン工事をするのなら、ぜひ持っておきたい工具の一つです。

 

ちなみにエキスパンダを使わなくてもフレアユニオンを使えば、簡単に冷媒管を繋げます。

 

フレアユニオンにはいろんなものがあるので、用途に応じて選べば、思い通りの配管をするのもわりと簡単だと思うので、エキスパンダや溶接用品を買う前に一度見ても損は、ないと思います。
フレアユニオン

 

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