電気工事 圧着ペンチ(ハンドプレス)
圧着ペンチ(ハンドプレス)
電気工事士試験のときから圧着ペンチ(ハンドプレス)には慣れ親しんでいると思います。
電気工事では木造住宅などの配線やRCなどの埋設配管に入線作業行ってから、電線接続を行うのが普通ですね。
どこの電気工事屋さんでも電線接続作業を行わないというところは無いでしょう。
電気工事は、建物に電気を供給する電路を作るのが仕事ですから、末端のコンセントや照明一つに至るまで、お客さんの要望どおりに電気を供給してはじめて電気工事は完成となります。
きれいな配線をして、見た目が良くても末端まで電気が供給されていなくては、電気工事は完成したことにはならないことぐらい誰だって知っていますよね。
さらに、電気が供給されていたとしても漏電などがあればそれは重大事故につながる、不良電気工事ということになります。
仮に、接続を間違えて不点灯箇所が出るくらいなら改修作業を行えば済む話ですが、隠蔽箇所での漏電や短絡などということになれば大問題です。
電気工事における接続作業は、より確実な方法で完璧に行わなくてはなりません。
その点から言っても、どれだけ便利な材料が出てきたとしても、圧着ペンチ(ハンドプレス)や油圧工具などによる圧着作業は無くなることはないでしょう。
ですから、電気工事士として電気工事を行うのであれば、圧着ペンチ(ハンドプレス)や油圧圧着工具は必要不可欠な工具なのです。
そんな圧着工具だから、いろんな種類のものを持ってると思うけど、これまでに使っておすすめできる圧着工具を紹介しておくので、参考にしてください。
私が使ってるハンドプレス
リングスリーブ用圧着ペンチ
ロブテックス(LOBSTAR) |
ロブテックス(LOBSTAR) |
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私が使ってるリングスリーブ用圧着ペンチがこの二つです。
最近は、ロブテックスのAK17MA2をよく使ってます。
小型で扱いやすく、圧着本数もさほどでもないし、中スリーブまで圧着できたらほとんどいけるので、AK17MA2をよく使ってるんです。
これから電気工事士試験を受験しようと思ってる人には、AK17MA2は技能試験用工具としておすすめできるし、値段をいろんなメーカーと比較しても安いしお手頃だしね。
(o^―^o)ニコ
マーベル(MARVEL)
リングスリーブ用圧着ペンチ
マーベル(MARVEL) |
マーベル(MARVEL) |
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マーベルのリングスリーブ用圧着ペンチは、使いやすくていいんですけど、ロブテックス社製に比べて若干価格が高いので、今は使っていません。
でも、電材販売会社として有名なので、今でも多くの電気工事士さんが使ってるようです。
ホーザン(HOZAN)
リングスリーブ用圧着ペンチ
ホーザン(HOZAN) |
ホーザン(HOZAN) |
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ホーザンの電設工具は、電気工事士試験の時からよく目にしてると思うので、有名ですね。
製品の形も性能も他社製品とほとんど変わらないので、違いがあるのは値段だけでしょうか?
マーベル(MARVEL)
絶縁被覆付閉端接続子用
マーベル(MARVEL) |
マーベル(MARVEL) |
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絶縁閉端子は、文字通り絶縁被覆を被せたリングスリーブなので、圧縮時にその絶縁被覆を傷つけてはいけないので、専用の圧縮ペンチ(ハンドプレス)が必要なんです。
リングスリーブ用、絶縁閉端子用いずれも電気工事には必要な工具なので、持っておかなくてはならない工具です。
マーベル(MARVEL)
絶縁被覆付圧着端子・スリーブ用
マーベル(MARVEL) |
マーベル(MARVEL) |
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マーベルの絶縁被覆付圧着端子・スリーブ用圧着ペンチですが、文字だけじゃどんな圧着端子に使うのか想像がつかないといけないので、絶縁被覆付圧着端子の画像を掲載しておくので確認してください。
ニチフ(NITIFU) |
ニチフ(NITIFU) |
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絶縁被覆付圧着端子のR端子とY端子がこれです。
端子圧着部に絶縁被覆が施された圧着端子ですから、圧着後の絶縁処理は不要なので、手間が省けるのと、紹介してる1.25sqの端子のように小さなものが多く、シーケンス制御の制御盤などの端子台に接続することが多く、最初から絶縁処理がしっかりしてるので、端子同士の接触が無く、安全に端子接続することだできます。
安全に施工するためには、専用の圧着工具が不可欠なので、絶縁被覆付圧着端子やスリーブを扱うときは、必ず用意するようにしなくてはなりません。
ロブテックス(LOBSTAR)
マルチミニ圧着ペンチ
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ロブテックス(LOBSTAR) |
ロブテックス(LOBSTAR) |
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電装用の小さな端子台などへのケーブル接続では、大きな端子を使うことはまずありませんから、それに見合ったものが一まとめになったマルチ圧着工具は、まさに打って付けでしょう。
マーベル(MARVEL)を中心に一通り紹介しましたが、同じようなものが他社からも販売されていて、微妙に販売価格が違ったりするので、しっかり確認したい方は、下のリンクでご覧ください。
圧着ペンチ(ハンドプレス)の使い方についてはこちらをご覧ください。