ダウンライトカッターで一発開口!
ダウンライトの開口をきれいにできる ダウンライトカッター
電気工事に照明器具の取り付けは付物です。
直付け照明器具やシーリングライトなら、吊り下げボルトや天井下地材に固定すれば取り付け作業は終わりますが、埋め込み照明器具やダウンライトは取り付け作業の前に天井開口作業を行わなくてはなりません。
天井に埋め込み用の開口を開けるので、石膏ボードの粉や木材、軽天の切粉が散乱してしまいます。
天井開口作業を行う現場は、床面が仕上がっている場合も多く、石膏ボードの粉や木材、軽天の切粉などを落とせないこともあります。
もちろん、そんな状況でも開口作業を行わなくては照明器具の取り付けができませんから、床面の養生を行い尚且つ工具、器具、不要物などの落下に備えて緩衝材なども用意しなくてはならず、その準備作業だけでも大変な労力を費やすことになります。
大きな埋め込み照明器具だと開口寸法も大きいので、十分な作業スペースが確保できる分不要な木材や軽天が出てきたとしても比較的容易に切断作業ができるので、さほど時間は掛からないと思います。
また、大きな照明器具ということは主照明ということですから、それほど台数も多くありませんので墨出しさえしっかりしておけば開口作業は容易に終わらせることができるでしょう。
それに引き換えダウンライトは、補助照明という意味合いで用いられることが多く、その台数も多くなりがちです。
店舗などでは、ダウンライトのみで照度をとる場合も多く、そうなると取り付けるダウンライトの数も半端ではありませんので、開口作業も膨大な数をこなさなくてはなりません。
その膨大な開口作業を手作業で行うとなると準備作業にも大変な時間を要しますし、養生材の費用も馬鹿になりません(>_<;)
そんな、大変なダウンライトの開口作業には『ダウンライトカッター』を使ってください。
ダウンライトカッターなら充電ドリルドライバーに取り付けて簡単に開口作業が行えるうえ、石膏ボードなどの粉も防塵カバーが付いているので飛散することがなく準備作業も軽減でき、養生材の費用も抑えられますので経費削減にもつながります。
何より、その作業効率の良さは抜群です。
通常、石膏ボードの開口だったら、1〜2秒程度で終わりますので、何十、何百と開口作業があるときは、無くてはならない工具だと思います。
こんな便利なダウンライトカッターですから、是非みなさんにもおすすめいたします。
私が愛用しているダウンライトカッター
Panasonic ダウンライトカッター
このダウンライトカッターは開口寸法の調整も簡単で、使いやすいのが一番です。 |
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開口時に飛散する石膏ボードの粉がダストカバーに付着し、天井面に円を描いてしまうので、仕上がった天井面での使用時には注意が必要です。
ダウンライトカッター 替刃
パナソニック(Panasonic) |
パナソニック(Panasonic) |
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替刃も紹介しておきましたが、主切込み刃は最初に購入した時に本体に付属してるものと同じですから、使い方はわかるでしょう。
問題は、山落とし刃ですが、これはリブボーダーの山を掻き落とすためのものです。
しかし、実際の現場ではダウンライト取り付け部分にはフラットボーダーを使用することが多いので、あまり出番はありません。
しいて使うとすると、改修工事で天井はそのままで、照明のレイアウトを一部変更するときにリブボーダー部にダウンライトを取り付けるための開口を開けるとき、開口作業前にリブ山を掻き落とすときに使うくらいですかね。
未来工業(MIRAI) フリーホルソー
未来工業(MIRAI) フリーホルソー FH-200N
私が使ってるパナソニックのものと機能はほぼ同じで、 |
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フリーホルソー用替刃
未来工業(MIRAI) |
未来工業(MIRAI) |
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本当に有ると便利なダウンライトカッターですから、電気工事の現場でのダウンライト開口作業に是非使ってください。
でも、結構大きなものなので常時作業車に積んでおくのは、邪魔ですから少ない開口作業くらいなら手作業で行ったほうが良い場合もあります。
そんなときには、こちらを使ってみてください。
神沢(Kanzawa) 円カッター
神沢(Kanzawa) |
神沢(Kanzawa) |
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天井面に開口寸法を罫く時に使います。
ほかにも違うタイプのものが有りますが、中心点の針がしっかりしててボードにガッチリ差し込むことができるので、しっかりとした円を罫くことができるので電気工事にはお勧めだと思っていますので、ここで紹介しておきました。
罫書が終わったら次は切り込みです。
オルファ(OLFA) 鋸 カッター
オルファ(OLFA) |
オルファ(OLFA) |
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罫書終わったら次は切り込み作業ですので、オルファの挽き廻しを使っています。
前は、同じようなデンサンの挽き廻しを使っていたのでが、オルファのほうが小型で使いやすいし、替刃もすぐに見つかるので今はオルファの挽き廻しを愛用しています。
ご覧のように先端は尖ってるので、ボードへの差し込みも比較的楽ですし、入りにくかったら少し回転させながら押し込めば簡単に差し込めます。
薄いベニヤ程度なら同じようにすれば、差し込むことができて便利です。
使わないときは刃を収納できるので、腰袋に入れておいても安心です。
もちろん、スイッチボックスの開口にも使えます。
スイッチボックスの切込みは、内部のケーブルに傷を付けないように注意して作業してください。
ダウンライトカッターを使うのか、サークルカッターと挽き廻しを使って開口するのかは、現場の状況や開口する数などで判断してください。
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