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エアコン取付工事を行うのであれば真空ポンプは必ず必要な工具ですし、
真空状態を確認するための真空ゲージやマニホールドも必要となります。
真空作業はエアコン取付工事の最終段階で行う作業ですので、
この段階で設置工事における接続不良箇所が無いか確認する必要があり、
真空作業は冷媒管内のエアを抜き取ると共に、
不良箇所を確認するというとても重要な意味合いをもっています。
真空作業を行うと徐々に冷媒管内のエアが抜き取られ、
ゲージは限りなく“0.1”に近づいていき、ほぼ真空状態になった時点で停止します。
これで冷媒管内はほぼ真空状態になっているのですが、
真空ポンプの運転をそのまましばらく継続します。
こうすることで、冷媒管内に残ったわずかな湿度まで除去され、
完璧な真空状態を確立することができるようになり、
冷媒ガストラブルを回避することができます。
そして真空ポンプの運転停止後、真空ゲージの数値を確認し、
(アナログゲージの場合は、停止時の指針の位置を覚えておきます。)
そのまましばらく放置してください。
こうすることで、放置状態の間に数値が少しでも戻ってると
冷媒管接続箇所のどこかが接続不良だということなので、
接続不良箇所を特定し改修作業を行った後、
再び真空引きを行い確認を行ってください。
このように真空作業の段階で冷媒管の接続不良を発見し改修することで、
後日の冷媒ガス抜けトラブルを未然に回避することができるので、
お客さんとの無用なトラブルを避けることもできます。
トラブル回避ということを考えたら、
お客さんにもゲージ確認してもらうのがいいのですが、
そうもいかないと思うので、少なくともスマホで撮影して
最終説明のときに確認していただくように心掛けておくといいでしょう。
そんな大切な役割のある真空ゲージですから、
見やすく操作しやすいものを選ぶようにしてください。
タスコ(TASCO) デジタルミニ真空ゲージキット TA142MD
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私が真空ポンプと一緒に使ってるのがこの真空ゲージなのですが、とても小さくて真空ポンプに取付けたままでも移動できるので便利で、真夏の繁忙期のように移動の多いときや新築マンションのエアコン取付工事の時には、一々すべてを外すこともないので準備や後片付けの時間が短縮できて作業がスムーズに行えるので、作業時間の短縮にも大いに役立ちますよ。
同じようなミニ真空ゲージでアナログのものもあるんですが、デジタルゲージのほうが細かな変化も確認できるので、より確実に接続不良の確認ができてトラブル原因を取り除くことができます。
プロとしては、少しばかり値段が高くてもより確実なほうを選ぶべきでしょうね。
ほかの小型シンクゲージも紹介しておきます。
タスコ(TASCO) |
タスコ(TASCO) |
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タスコ(TASCO)のアナログ真空ゲージです。
左側のものが私が使っているのと同じ取付方向のものです。
小型真空ゲージはタスコ(TASCO)の製品が使い易いと思いますので、みなさんにもタスコ(TASCO)のミニ真空ゲージをおすすめしておきます。
次も真空ゲージですが、ミニ真空ゲージより大きなものです。
タスコ(TASCO) |
タスコ(TASCO) |
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タスコ(TASCO) |
タスコ(TASCO) |
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タスコ(TASCO)の真空ゲージですが、
すでにお解かりだと思いますが、上のものと下のものでは接続方向が違います。
また、アナログ真空ゲージでは、上のものは到達点用と測定用指針の二本があるのに対して下のほうは測定用しかありません。
見やすさで言えば断然二針のほうが見やすいのですが、TA142VK-3には二針のものが見当たりません・・・残念。(_ _ )
さて次はゲージマニホールドを紹介しておきます。
エアコンのメンテナンス時に運転圧力を測定したりするときに必要なので、メンテナンスも行うのであれば必ず必要な工具です。
タスコ(TASCO) |
タスコ(TASCO) |
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タスコ(TASCO) |
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私もタスコ(TASCO)のゲージマニホールドも持っていますが、最近あまりメンテナンス仕事が無いので、使うことが少なくなっています。
でも、無いと困ることもあるので倉庫においてありますが、普段の取付工事の際にはデジタルミニ真空ゲージを使ってるように、エアコンの取付だけなら必要ありません。
でも必要な方もいらっしゃるでしょうから、他社のものも少し紹介しておきます。
BBK |
BBK |
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FUSO |
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BBKとFUSOのゲージマニホールドを紹介しておきましたが、
どれを使ってもさほど違いはありません。
違いといえば、バルブ方式の違いくらいで、使い勝手もほとんど変りませんので、
私は、電気工事を始めてからズッとタスコ(TASCO)の製品を使っています。
まあ、一番信頼できるメーカーといえるかと思っていますし、
価格面、製品開発など総合的な判断です。
でもあくまで私の感想ですけどね。
(*≧ω≦* )デへ
次は、シングルゲージマニホールドを紹介しておきます。
タスコ(TASCO) |
タスコ(TASCO) |
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BBK |
BBK |
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さてここまでが真空ゲージとゲージマニホールドの単品でした。
途中でも書いたようにエアコンの取付だけを行うのであれば、真空ゲージだけで十分ですし、メンテナンスまで行うのならゲージマニホールドも必要です。
まあ、ゲージマニホールドを持ってれば、真空ゲージは必要ありませんけどね。
続いてゲージマニホールドのセットも紹介しておきます。
これなら別でチャージホースを購入する必要もないし、
ケースが付いてるので収納にも便利です。
タスコ(TASCO) |
BBK |
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ゲージマニホールドセットを紹介しました。
写真ではわかりにくい部分もありますが、チャージホース+ケース付きなので、収納にも持ち運びにも便利ですし、届いたその日からすぐに使えます。
ここまで、真空ゲージとマニホールドをいろいろと紹介してきましたが、最後に室外機につなぐためのチャージホースも紹介しておきます。
チャージホース92cm |
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TA132AF-1(赤) | TA132AF-1(赤) |
TA132AF-2(青) | TA132AF-2(青) |
TA132AF-3(黄) | TA132AF-3(黄) |
チャージホース150cm |
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TA133AF-1(赤) | TA133AF-1(赤) |
TA133AF-2(青) | TA133AF-2(青) |
TA133AF-3(黄) | TA133AF-3(黄) |
さあこれでチャージホースの紹介も終わったので、必要な物を揃えていただいて、早速真空ポンプにつないで真空引きを行ってください。
ここで紹介したほかにチャージホースに手元バルブの付いたものもあり、それだとすぐにバルブの開閉ができるので便利ですが、このページで紹介するには少々長くなるので、下記のSUBページへのリンクで見てください。
エアコンの取付手順の確認はこちらのサイトを利用してください。
いろんな真空ゲージやマニホールドを見てもらいましたが、みなさんのエアコン取付工事に使えるようなものは見つかったでしょうか?