電気工事士にとってペンチは、無くてはならない必須アイテムの一つですが、そんなペンチもメーカーや大きさなどによって、使い心地も変わります。
私は、仕事内容によって、クラインとフジ矢のペンチを使い分けていました。
その大きな理由が錆に対する強さの違いで、クラインのペンチは比較的錆びに強く、少しくらい雨にぬれてもサッと拭き取るだけで、手入れが終わりそのまま翌日に使っても何の問題もなく普通に使うことができます。
一方、フジ矢のペンチは軽くていいのですが、クラインのペンチと同じように水滴を拭き取っただけでは、翌日には錆が出て動きが悪くなり、潤滑剤を使って手入れしなくては使えないという難点があります。
ということで私は、外部作業などの時には、クライン。
屋内作業の時には、フジ矢というように使い分けていいたんですが、最近ネジザウルスのペンチに買換えました。
電気工事の中で、いろんなビスを使う中で、+溝を滑らせたりして潰してしまって外せないものが出てきたりすることも少なくなく、そんなネジを外すのに苦労した経験がある方も少なくないと思います。
その時のために以前からネジザウルスは使っていたんですが、ペンチ併用のものがあることを知ってから買換えの時にはと思っていたので、買換えをきっかけにネジザウルスペンチにしました。
買換え後の感想は、とっても満足してます。
私のような使い分けをしなくても、しっかり手入れすればいいだけなんですけどね。
クライン(KLEIN) |
クライン(KLEIN) |
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クラインのペンチでしたが、私の使ってる7インチペンチより大きな8インチペンチのほうが安いのはなぜ・・・???
私も8ペンの購入を考えたんですけど、大きすぎるのと、重いので7ペンにしたんですけど、重さも気にせず、ともかく大きなペンチを探してるんだったらクラインの8ペンがおすすめです。
エンジニア(ENGINEER) |
エンジニア(ENGINEER) |
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ネジザウルスシリーズのペンチ機能付きのものですが、こちらは、最初に紹介したものと違って、従来のペンチと同じ刃の構造をしたものになります。
切断できるケーブルもネジザウルスVAに比べると多少狭く、尚且つ、切断時に握力が必要です。
とは言え、ネジザウルスの特徴は兼ね備えてるので、あると便利なことは間違いないでしょう。
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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デンサンの電工プロシリーズのペンチは、これまでのものと比べて、切れ味と軽さを両立した、現ペンチです。
使っている電気工事士さんが居たので使わせてもらいましたが、使い易さと軽さには本物です。
こうして腰道具として付ける工具も、一つ一つ軽量化されれば私たち電気工事士の負担も少しは軽くなると思います。
他社のものも、軽量化への挑戦を忘れないでもらいたいものですね。
フジ矢(FUJIYA) |
フジ矢(FUJIYA) |
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フジ矢のテコペンは他社にはない先端を斜めカットしたことで、てこの原理を利用して構造材に打ち込まれたステップルや釘などを引き抜くときに便利です。
これまでだったら、ニッパーで行っていたような作業もこのペンチなら簡単に行うことができますよ。^^
ケイバ (KEIBA) |
ケイバ (KEIBA) |
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メリー(MERRY) |
メリー(MERRY) |
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紹介したものは、ほんの一部ですし、ほかのメーカーや海外製のものなといろいろあります。
しかし、現場作業を考えたとき使いやすいものを選んでおきましたので、おそらく満足できると思うんですが・・・