電気工事だけでなく、寸切ボルトを使う作業は建築現場では数多くあります。
多くの建物で天井を組むときに用いられる軽天や水道などの配管材の支持を行うのにも寸切ボルトが使われます。
電気工事でも配管材の支持はもちろん、ケーブルラックの支持や照明器具の吊り込み、エアコンの吊り込みなど沢山の寸切ボルトを使うし、各種支持金物の取付けや各機器の吊り込みや固定では、予め必要寸法に寸切ボルトを切断して使うので、本数が多い場合はバンドソーやシャーリングでまとめて切断すればいいのですが、数が少ないときや仮に切断寸法が長すぎた場合には、全ネジカッター(ボルトカッター)を使うと便利です。
仮に、天井埋め込みエアコンを例にすると、天井内に収まる適当な長さで寸切ボルトを切断し、本体を釣り込んでみると少し長かったというときでも、エアコン本体を下ろすことなく、そのままで長い寸切ボルトを切断できるので、エアコン本体を下ろして、また吊り込むという手間が省けるし、照明器具やケーブルラックの吊り込みの時にも同じことが言えます。
ともかく、電気工事には寸切ボルトは付物なので、絶対持っておきたい工具の一つです。
パナソニック(Panasonic) |
パナソニック(Panasonic) |
パナソニック(Panasonic) |
---|---|---|
私が使ってるのは、パナソニックのデュアルシリーズ全ねじカッターです。
以前からパナソニックのものを使ってたのですが、デュアルタイプになって、14.4と18V両方のバッテリーが使えるようになったので、便利だと思って本体のみを買いました。
パナソニックの充電工具は少ないのですが、それでもバッテリーを共有できるのは経済的にも作業的にも大きなメリットだと思います。
私が使ってるのは、本体だけですがが、セット品も紹介しておきましたので必要な方はご覧ください。
でも私のようにほかのもパナソニック(Panasonic)の充電工具を使ってるのなら、バッテリーを共有すれば、本体だけあれば大丈夫なので、購入費用が安くなってお得ですよ。
マキタ(makita) |
マキタ(makita) |
マキタ(makita) |
---|---|---|
マキタの全ねじカッターです。
購入するときにパナソニックと迷ったのですが、価格の違いでパナソニックに決めました。
ハイコーキ(HiKOKI) |
ハイコーキ(HiKOKI) |
ハイコーキ(HiKOKI) |
---|---|---|
ハイコーキ(HiKOKI) CL10SA |
---|
電気工事を行う建築現場では、全ねじボルトを多く使いますので、全ねじカッターは必需品と言ってもいいくらいの工具の一つです。
私は、パナソニックの全ネジカッターを使っていますが、決して他社の製品が劣っているということではありませんので、みなさんのお気に入りのメーカーのものを選んでください。
全ねじカッターを使うとき一緒に持っておくと便利な全ねじ取付のときに使う全ねじボルト回し工具を紹介しておきます。
トップ工業(TOP) |
デンサン(DENSAN) |
ベッセル(VESSEL) |
---|---|---|
全ネジソケットとレンチを紹介しましたが、見てわかるように充電ドリルに取付けて使うものと手回しのものを紹介しておきました。
どちらを使うかは、仕事内容にもよるでしょうから、みなさんにとって最適だと思うものを使ってください。
ちなみに私は、デンサンのZR-938を主に使っています。
最後にちょっと便利な物を紹介しておきますね。
ハイコーキ(HiKOKI) |
トップ (TOP) |
---|---|
ちょっとしたネジ゙山の補正や切断面のバリ取りに使うとナット掛けがスムーズになって、ナットが掛かずイライラすることも無くなります。
充電工具の電池パック(バッテリー)をお探しの方は、こちらをご覧ください。