電気工事士の多くが持っている電工レンチハンマーの紹介ページです。
電気工事の中でもハンマーを使う作業は以外に多いもので、木造住宅の配線では構造材にVVFケーブルを固定するのにステップルを用いますが、そのステップルをとめるときにハンマーで叩きますし、RC、鉄骨、SRCなどの建物でも頻繁に用います。
電気工事士のみなさんならご存知でしょうが、この電工レンチハンマーは、ハンマーとしてだけでなくソケットレンチとしても使えるんです。
握り手の台尻部分が、三分(17mm)用のソケットレンチになっているので、自立盤や配電盤を取り付けるときや照明器具やエアコンを吊り込むときに寸切りボルトとナットを使って取り付けるときに、電工レンチハンマーのソケットレンチが役に立つんです。
一々、モンキーレンチなどを使わなくても、電工レンチハンマー1本あれば、そんな作業も簡単に終わらせることができるので、現場で作業する電気工事士の多くが愛用しているのも納得です。
少々長いボルトでも握り手の中が空洞になっているので、下から差し込んでナット締めできるので簡単です。
そんな電工レンチハンマーの中でも私が愛用しているのは、ショートタイプです。
なぜショートタイプかというと、足場などの高所作業時に引っかかりにくく作業が楽なのと、軽くて扱いやすいからです。
以前は、通常のロングサイズを使っていましたが、柄が長くて引っかかったりして少々扱いにくかったので、今はショートタイプを愛用するようになりました。
これは、あくまで私の印象なので、自身が扱いやすいものを選んでください。
デンサン(DENSAN) |
デンサン |
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マーベル(MARVEL) |
マーベル(MARVEL) |
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フジ矢(FUJIYA) |
フジ矢(FUJIYA) |
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デンサン・マーベル・フジ矢の電工ソケットハンマーを紹介しましたが、この中でも最も短いのがフジ矢の電工ソケットハンマーです。
柄が短い分、寸切りボルトの収まる長さも短くなると思うでしょうが、フジ矢のソケットハンマーは貫通型なのでヘッドに貫通孔があり、寸切りボルトがそこから出てくるので、どんなに長い寸切りにでも対応できるので、ほかの2社のものより有効長は長くなるので、ある意味使い勝手がいいかもしれませんね。
ジェフコム(JEFCOM) |
SK11 |
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腰ベルトはんまーを吊り下げるツールは人それあぞれに使い方が違うので、自分の仕事内容と相談して、使いやすいものを見つけるといいでしょう。
ここで紹介したものはその一助となれるように紹介したものなので、これを参考に考えてみてください。
電工ハンマーにはこのほかに、玄翁タイプのものもありますが、電気工事士が使うには、ちょっと・・・
ということで、紹介はしませんが、もし玄翁タイプのほうがいいという方は、そちらをお使いください。
でも・・・
今まで、いろんな現場で沢山の電気工事士さんを見てきましたが、
使っている人を見たことがありませんけどね・・・