電気工事だけじゃなく、建築現場で作業する全ての職人に必要なのがヘルメットです。
建築現場で日々行われる朝礼時に服装チェックが行われ、ヘルメット、安全帯、安全靴は必需品です。
この3点セットが揃っていなければ現場作業はできません。
私が以前見た光景ですが、大手ゼネコン“S”建設の朝礼での光景で、いつもどおり朝礼が始まり、ラジオ体操、作業人数、作業内容の発表などが終わり、最後に新規入場者の発表が行われていたときのことです。
新規入場者は、朝礼台に上がり、会社名、氏名などを紹介するのですが、その前に現場所長が仁王立ちで服装チェックを行っていました。
最近は、スニーカータイプの安全靴を履いている職人も多く、一見しただけでは安全靴なのか解らないものもあります。
しかし、ある業者の新規入場者が壇上に上がったときに所長が動き、その職人のつま先を指で押さえたのです。
押さえられた部分は、いとも簡単に凹み誰の目にも安全靴でないことは明らかでした。
その職人は、その場から退場させられ現場事務所に呼び出されていきました。
当然、職長さんも一緒にです・・・
その後聞くところによると、反省文を書かされ元請の担当者まで呼び出されたそうです。
まあ、この“S”建設の対応も異常といえば異常なほどの対応だとは思いますが、自身を守るものだから軽く考えるのは問題だと思います。
この話は安全靴の話でしたがヘルメットだって同じことです。
安物の規格外のヘルメットを被っていて頭部に落下物が当たったとき、ヘルメットが破損して大事故につながる危険があるので、安全規格をクリヤした検定品を使わなければならないのは当たり前のことだし、現場で作業するものとしては当然だと思います。
仮に、規格外のヘルメットを被っていて労災事故を起こすと、労災認定されないことだって考えなくてはならないし、元請や建築会社にも迷惑を掛けることになることも考えなくてはならない。
その意味でも、ヘルメットもしっかりとした検定合格品を選ぶようにしなくてはなりません。
ミドリ安全(Midori) ヘルメット電気作業用 SC11B
建築現場でよく見かけるタイプのものです。 |
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ミドリ安全(Midori) シールド面付ヘルメット SC-21PCLS RA3 KP 侍II
金属切断の多い電気工事士にはうってつけのヘルメットだと思います。 |
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スライダー面付きヘルメットなら新型コロナをはじめとする飛沫感染予防にもなると思います。
またマスクをしなくていい分熱中症対策にもなると思います。
熱い夏場にマスクを着けて作業すると息苦しくなったり、著しく体温が上がったりするので、出来ればマスクを使いたくないというのが本音だと思います。
ですから、私は、スライダー面付きヘルメットを常時使用するようにしているので、かなり呼吸は楽です。
ミドリ安全(Midori) |
ミドリ安全(Midori) |
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ミドリ安全(Midori) SC-11PCL |
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ミドリ安全のクリアバイザーヘルメットもよく現場で見かけるヘルメットです。
バイザーのカラーも豊富で、女性の職人さんでも使えるような、おしゃれなヘルメットなので、オレンジなんかを女性が被ってるのをたまに見かけることがあるけど、よく似合ってると思います。
紹介してるのは、最もよく見かけるグレータイプですが、各ページでカラーバリエーションも確認できるので、お気に入りのバイザー色を選んでください。
ミドリ安全(Midori) SCMB RA KP付 |
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ミドリ安全のMPタイプヘルメットですが、昔から変わらない形のヘルメットの定番なので、今も根強い人気を誇るヘルメットです。
これもカラーバリエーションは豊富ですが、多くは白または黄色を選ぶようで、ほかの色をあまり見かけません。
トーヨー |
トーヨー |
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主だったヘルメットを紹介しましたが、気に入ったものはあったでしょうか。
最後に紹介したヘルメットペンホルダーは、あると便利なものですが、一つ欠点があるとすれば、ペンが何かに引っ掛かったとき、外れて落ちるので落下防止を考える必要があることでしょう。
私は、市販の落下防止具を利用して落ちないように工夫して使っているので、仮に外れたとしてもぶら下がるだけで、完全に落下することはありません。
小さなペンでも高層階から落下すれば、立派な凶器になるので、十分注意が必要です。