通線工具 ライン

電気工事で使う通線工具で頻繁に使うライン(スチール)を紹介しています。

電気工事に不可欠な通線ライン

電気工事の通線作業は、どんな小さな現場でも付物です。
例えば、木造住宅でもインターホンの配管に通信ケーブルを入線する作業があるでしょうし、当然RCの現場では打ちあがった建物内での入線作業を行います。
またガレージなどでも、地中埋設管や露出配管などへの入線作業が必要ですから、こう考えてみると大なり小なり入線作業が付いてまわります。
それだけに、通線作業で使う工具が大切になってきます。

 

そんな通線作業で一番最初に登場するのがラインでしょう。

 

このカテゴリの冒頭でも書いたように、細いケーブルを通すのも太い幹線ケーブルを通すときも、まず最初に用いるのがこの通線ラインなので、通線作業には無くてはならない工具だといえるでしょう。

 

ラインで一番大切なのは、スムーズな通線ができるかどうかです。
そして次に、その長さです。
埋設配管長が45mあるものに、30mのラインでは届きませんからね。

 

通常、一般の電気工事では長い経路の場合には、ハンドホールやプルボックスなどの中継を設けるので、べらぼうに長い経路になることはないので、そんな諸条件を考慮して、私が使っているのがこれです。

私が使っているタイガーライン

マーベル(MARVEL) Jet ラインタイガー MW-7050の画像です。

マーベル(MARVEL) Jet ラインタイガー MW-7050

 

一番ポピュラーなラインだと思います。
いろんな業種(電話、通信など)でも使ってるものですが、一番扱いやすく、通線能力にも優れていると思います。

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マーベル(MARVEL) 通線収納ケース

マーベル(MARVEL) 収納ケース MWC-50L

 

ラインの専用ケースを用いることでスムーズな入線作業が行えるので、通線作業の時間短縮にもつながります。
やはり専用のものを使うべきですよ。

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マーベル(MARVEL)
Jet ライン
マーベル(MARVEL) MW-4030の画像です。 マーベル(MARVEL) MW-6030の画像です。

マーベル(MARVEL)
MW-4030

マーベル(MARVEL)
MW-6030

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通線収納ケース
マーベル(MARVEL) MWC-30の画像です。 楽天はこちらマーベル(MARVEL) MWC-30
マーベル(MARVEL) MWC-30

マーベルの通線ラインでしたが、私が使ってる50mのものが実用的で使いやすいと思います。
実際の現場では、これでも短いことも多々あるので、私はこの長さでも最低の長さだと思いますので、みなさんにも50m以上あるものをお勧めしておきます。
収納ケースはライン専用のものなので、使うと出し入れがスムーズで、通線作業を効率よく行うことができますし、絡むこともほとんどないので、ストレスも感じませんよ。

 

電気工事士さんの多くは、太めのCDPFや適当な太さのFEPなどを切って使ってる人が多いようです。
かつて私も同じようにして使っていましたが、絡まりやすくストレスを感じることが多かったので、専用ケースを使い始めました。
やはり専用ケースだけあって、扱いやすいので、以来割れたりしてもまた買い求めて使い続けてるので、みなさんにもお勧めしておきます。

 

デンサン(DENSAN)
通線ライン
デンサン(DENSAN) BX-4050Jの画像です。 デンサン(DENSAN) BX-4030Jの画像です。

デンサン(DENSAN)
BX-4050J

デンサン(DENSAN)
BX-4030J

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デンサンの通線ラインですが、ほかにもあるんですけど、価格と実用性を考えて掲載しておきましたので、同じものをほかの電気工事士さんが使ってるのを見かけたことがあるんじゃないでしょうか?
いわばスタンダードなラインなので、使用実績は十分なのですが個人的感想としては、若干腰が弱いような印象があります。

 

フラットライン
デンサン(DENSAN) FX-3615の画像です。 デンサン(DENSAN) FX-3630の画像です。

デンサン(DENSAN)
FX-3615

デンサン(DENSAN)
FX-3630

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デンサンのフラットラインは直進性に優れたフラット形状になっているので、ビル内の事務所などに設置されることの多いシステム床内の配線や天井内、時にはケーブルラック上での延線などに使うと便利ですので、このような作業が多い人にお勧めのラインです。

 

デンサン(DENSAN)
簡易型ライン
デンサン(DENSAN) SPJ-6807の画像です。 デンサン(DENSAN) CBL-075の画像です。

デンサン(DENSAN)
SPJ-6807

デンサン(DENSAN)
CBL-075

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デンサンの簡易型通線ラインですが、フラットなスチールテープなので直進性がよく、狭いところでもスイスイ入っていくので、楽に作業することができます。
SPJ-6807の先端金具は簡単に外れてしまうので、使用前にねじ込み状態の確認を怠らないようにしてください。
先端部の確認を怠ると、作業中に外れて回収不能になってしまいますので注意してください。

 

ネグロス電工(NEGUROSU)
天井用通線工具
ネグロス電工(NEGUROSU) RHS15の画像です。 楽天はこちらネグロス(NEGUROSU) RHS15
ネグロス電工(NEGUROSU) RHS15

ネグロス電工の天井内通線に特化したフラットテープラインなんですが、私が使ってるものの後継品になります。
実際の現場で使うと軽天のMバーやCチャンが有っても、先端が斜めに曲がってるので、簡単に乗り越えてくれるので、点検口から点検口への通線などに便利ですし、最長15mまで延長できるので、ケーブルキャッチャーを伸ばせないような狭い天井でも楽に通線することができるので、電気工事が楽になります。
ネグロス電工の工具は独創的なものが多く、価格が高い印象が有ったので、そう多く使ってないのですが、これはヒット作だと思いますので、みなさんにもお勧めしておきます。

 

デンサン(DENSAN)
シルバーグラスライン
デンサン(DENSAN) GW-1110の画像です。 デンサン(DENSAN) GL-0910RSの画像です。

デンサン(DENSAN)
GW-1110

デンサン(DENSAN)
GL-0910RS

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デンサンのシルバーグラスラインは、普通の電気工事ではあまりお目にかからないラインですが、電源ケーブルの地中化工事など距離の長い地中管に通線するときに使うものです。
しかし、一般の電気工事でもマンション群の中庭などの地中に電線管を敷設したような時には必要となるので、「こんなのが有ったなあ」程度でいいので覚えておいてください。

 

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