高圧・低圧検電器

既存の建物や電気室、キューピクルといった、通電が疑われるところでの作業前に行うべき検電作業に必要な高圧・低圧の検電器を紹介しています。

高圧・低圧検電器

電気工事では低圧送電中の建物で、活線状態で作業に取掛かることも多くあります。
電気工事士なら、その危険性は十分認識していると思いますが、低圧だと思って甘くみていると悲惨な結果を招くこともあるので、電気を侮ってはいけません。

 

電気室やキューピクル内での作業は、停電して作業するのが本来ですが、一部業者の中では、停電させずに低圧回路をつないだりしているところを見掛けますが、私は見ていて背筋が凍る思いがします。
一歩間違えれば、大事故につながるとても危険な作業なのに、ちょっとした事前打ち合わせをして停電作業にすれば、安全に作業することができるのになぜそうしないのか理解できません。

 

それでも停電作業ができない場合は、十分な安全対策を施した上で、尚且つ送電回路の確認をしっかり行って、感電事故を起こさないようにすることが重要です。
絶縁シート、ゴム手袋、ゴム長靴、電気作業用ヘルメットなど、万全の装備で安全に十分配慮していても、これで十分ということはないので、監督者の指示に従って手順通りに作業を進めることが大切ですし、監督者は周囲の状況に目を配り、危険個所に対して安全対策をとるように指示しなくてはなりません。
それでも基本は停電作業なので、活線状態での作業など選択すべきではありません。

 

100Vや200Vの低圧回路では、そこまでの絶縁対策を施すところはないでしょうが、最低限活線取扱いの際は、導体との接触を避けるため、絶縁テープなどで確実な端末処理を行わなくてはならないし、作業前から活線状態であることがわかってる場合は、さまざまな安全対策を施すことができますが、仮に停電状態での作業を行っていて、一部の回路が竣工図と違う回路から送電されていたりすると活線であるという認識がないため、ほとんど無防備で電気工事を行ってしまう危険性があります。

 

実際に、私のところに応援に来てくれていた電気工事士さんが、ある公共施設の電気設備の更新作業を行っている際に、感電で死亡したことがあります。
このときも、作業範囲の送電はすべて遮断されているはずでしたが、一部別回路から送電されていたものに触れ、不幸にも感電死してしまったのです。
この訃報を聞いたとき、私は信じられませんでした…
このような事例が毎年繰り返されていることを考えると、誰にだって、いつ同じような不幸が訪れるか分りません。

 

ですから常に低圧検電器を携えて、活線が疑われる場合は、まず検電してから作業に当たるようにしています。
そうして自分の身の安全を確保することが、作業の円滑化にも繋がると信じています。

 

電気を扱いなれた電気工事士でも電気の恐ろしさを今一度再認識して、活線作業を極力避けるようにしてください。
どうしても停電作業が出来ない状況の現場なら、せめて作業前の検電を徹底して、活線を扱うときには、より一層の緊張感をもって作業に臨んでいただきたいと思います。

低圧検電器

私が使っている検電器
デンサン(DENSAN) 3Eチェッカー SEC-901Bのイメージ画像です。

デンサン(DENSAN) 3Eチェッカー SEC-901B

 

低圧回路の検電には、これを使っています。
作業服のポケットに挿しておけるので、いつでもどこでもすぐに検電できるから、ドッカ〜ンなんてこともありません。

楽天はこちらデンサン(DENSAN) SEC-901B

永年私が使っている低圧検電器で使いやすくてお気に入りです。
ほかのものも使ったことがありますが慣れないせいか、いまいちしっくりこなかったので、またこれに戻りました。
建物改修やリフォーム現場では、活線が入り乱れているので、感電事故や短絡事故を無くすためにも検電は大切なので、検電器を忘れないようにしてください。

 

デンサン(DENSAN)
デンサン(DENSAN) SEC-801

デンサン(DENSAN) 2Eチェッカー SEC-801

 

電気工事士の中には、これを使っている方も多いですし、私も以前に使ったことがあります。
使い勝手は、そこそこいいのですが、スライドスイッチがダメになって買い替えました。

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長谷川電機工業(HASEGAWA)
長谷川電機(HASEGAWA) HTE-610-Yのイメージ画像です。 長谷川電機(HASEGAWA)HTE-610L-Rのイメージ画像です。

長谷川電機(HASEGAWA)
HTE-610-Y

長谷川電機(HASEGAWA)
HTE-610L-R

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長谷川電機(HASEGAWA) HTE-700Dのイメージ画像です。 長谷川電機(HASEGAWA) HTE-610-Iのイメージ画像です。

長谷川電機(HASEGAWA)
HTE-700D

長谷川電機(HASEGAWA)
HTE-610-I

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長谷川電機(HASEGAWA) HT670のイメージ画像です。 長谷川電機(HASEGAWA) HEV-750Dのイメージ画像です。

長谷川電機(HASEGAWA)
HT670

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HEV-750D

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長谷川電機の低圧検電器も電気工事士の多くが使っているので、使いやすさは実証済みなので好きなものを選んでください。

 

共立電気計器(KYORITSU)
共立電気計器(KYORITSU) 5711のイメージ画像です。 共立電気計器(KYORITSU) DX-04のイメージ画像です。

共立電気計器(KYORITSU)
KEW 5711

共立電気計器(KYORITSU)
DX-04

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日置電機/三和電気計器
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日置電機(HIOKI)
3481

三和電気計器(sanwa)
KD3

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自らの身の安全を図り、誤って活線を切断したりしないようにするために使う検電器なので、作業の時は必ず持っておくべきでしょう。
完ぺきな人なんて居ないのですから、慎重に作業前確認をすることが大切なので、小さな検電器でも、とても重要な機器だと私は思います。
このページを見ているのなら、この機会に一つ持つようにしてください。

 

お気に入りの製品に関する詳しい仕様の確認用に、メーカーサイトを紹介しておきますので利用してください。

 

高圧検電器

長谷川電機工業(HASEGAWA)

長谷川電機(Hasegawa) HSF-7のイメージ画像です。 長谷川電機(Hasegawa) HSF-7Gのイメージ画像です。

長谷川電機(Hasegawa)
HSF-7

長谷川電機(Hasegawa)
HSF-7G

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高圧検電器(伸縮式)
長谷川電機(Hasegawa) HSS-6B1のイメージ画像です。 長谷川電機(HASEGAWA) HSG-6のイメージ画像です。

長谷川電機(Hasegawa)
HSS-6B1

長谷川電機(Hasegawa)
HSG-6

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高圧・特高用検電器
長谷川電機(Hasegawa) HST-30のイメージ画像です。

長谷川電機(HASEGAWA) HST-20Nのイメージ画像です。

長谷川電機(HASEGAWA) HS-90Nのイメージ画像です。

長谷川電機(Hasegawa)
HST-30

長谷川電機(Hasegawa)
HST-20N

長谷川電機(Hasegawa)
HS-90N

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共立電気計器(KYORITSU)
共立電気計器(KYORITSU) KEW5720のイメージ画像です。 共立電気計器(KYORITSU) KEW5702のイメージ画像です。

共立電気計器(KYORITSU)
KEW5720

共立電気計器(KYORITSU)
KEW5702

楽天はこちら共立電気計器(KYORITSU) KEW5720検電器 楽天はこちら共立電気計器(KYORITSU) 5702

 

長谷川電機、共立電気計器、の製品を紹介しましたが、お気に入りのものは見つかったでしょうか。

 

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