保護メガネ
ダサいものから、スタイリッシュなものまで、いろいろあります。
電気工事だけでなく、建築現場で作業する全ての業種の人に言えることですが、作業中の目の安全を確保するために、保護メガネを使ってますかと聞くよりも実際の現場で見る限り、保護メガネを使っている人を見かけるほうが少ないのが実情です。
本来ならば、取扱説明書にも保護メガネの使用を謳っているような、丸鋸やディスクグラインダのような工具を使っているときでも、ほぼ誰も保護メガネを使っている人は見かけません。
別に、痛い思いや目の障害が起こったとしても、それはそれで自己責任と言うことなので、とやかく言うことではないかもしれませんが、なってからでは遅いので、より安全な作業のためにも保護メガネを使うことをおすすめします。
一般的な建築現場では保護メガネの使用に関しては、個人の判断に委ねられていますが、多くの大手と呼ばれる企業の工場内での作業のときは、保護メガネの使用を義務付けてるところがほとんどです。
私も、数多くの工場内作業をしてきて、今では保護メガネを使うのが当たり前になっていて、建築現場でも常に使うようにしています。
その最大の理由は、やはり目の保護ですが、最近の保護メガネは昔のようにダサくなく、スタイリッシュなものが多いというのも常に着用できる大きな理由です。
昔のものは、見るからに野暮ったくて、使うのが嫌になるようなデザインのものばかりでした。
写真のような感じでした。
これでもごく最近の物なので、幾分マシになったほうだと思います。
今でも、このタイプのものを使っているところをたまに見るけど、多分その理由は安いからです。
このタイプならホームセンターで、酷いときには200円以下で売られていることもあって、「安けりゃいいや」って考えの人が買っていくんでしょう。
でもやっぱりこれじゃあ、一日中使おうかなんて気にはなれません。
私が使っているものは、スポーツサングラスのような感じのデザインで、
これなら常時付けていても、それなりに見えると思うので、作業中も掛けっぱなしです。
初めは、工場内の規則にしたがって使っていたのですが、そのうち慣れてしまって今ではあるのが当たり前になって、一般の建築現場で使っていても誰も
「何で、保護メガネなんかしてるんだ」と聞いてくる人もいませんでした。
そのうち、建築現場でも保護メガネの着用が義務付けられるようになるかもしれません。
かつて、ヘルメットがそうだったように・・・
安全靴がそうだったように・・・
ランヤードがそうだったように・・・
最初は、違和感があっても結局は自分のためなので、率先して使うことで周りにも拡がっていくものだと思います。
まずは自分の会社から始めるのも、いいことだと思います。
スリーエム(3M) |
スリーエム(3M) |
---|---|
トラスコ(TRUSCO) |
トラスコ(TRUSCO) |
トラスコ(TRUSCO) |
---|---|---|
ミドリ安全(Midori) |
ミドリ安全(Midori) |
ミドリ安全(Midori) |
---|---|---|
数種類紹介しましたが、これまでの保護メガネのイメージが変わるデザインだと思います。
冒頭で紹介したスリーエム(3M)を私も使っていますが、とってもフィット感が良く、レンズの歪みも感じずに快適に作業できるのとそれなりのデザインで気に入っています
レビューでもあるように、自転車やバイクで走るときの保護用としても十分使えるデザインだと思うし、普通のスポーツサングラスよりも安いので手軽に使えます。
トーヨー(TOYO SAFETY) |
トラスコ(TRUSCO) |
ミドリ安全(Midori) |
---|---|---|
高速切断機を使うような少しハードな作業には、少し大きめの保護具を使うほうが安全です。
作業のときだけ使うようにすれば、十分だと思うので、普段は先に紹介したものを使っていれば十分です。
いずれにしても大切な目を保護するためのものなので、普段の作業のときから使うように心掛けるべきでしょう。