車載用円筒ケース

電気工事やエアコン工事に使う塩ビ管を収納するのに使うルーフキャリヤに取付ける円筒ケースを紹介しています。
自作する方法や必要な材料も紹介していますので、暇なときに挑戦してください。

車載円筒ケース

電気工事や空調工事で数多く用いる塩ビ管ですが、夏の炎天下でキャリアに載せて運搬すると、現場に到着するまでに曲がってしまうことがよくありますが、電線管として多く用いられるVE管は直接お客さんの目に触れるところへの設置が多く、曲がってしまったVE管では見た目も悪く、お客さんからのクレーム対象とも成りかねません。

 

また、空調工事で用いるVP管は、エアコンから排出される水を流すために使うため、天井内で長距離を横引きすると流れが悪くなり、室内機からの水漏れなどの原因とも成りかねず、これまたクレームの原因となる可能性が大です。

 

たかが塩ビ管の運搬一つにしても、その後の作業を考えると細心の注意が必要になることは、日々電気工事をしている人なら分かっているでしょう。
そこで、よく見かけるのがキャリアに取付けられた円筒形の筒です。
車載用円筒ケース1
街中を走っている作業車にこのような円筒形の筒を搭載しているのを見かけると思います。
その中身は、VE管やVP管などの塩ビパイプがほとんどで、円筒形の筒を搭載するのは先に述べたような理由がほとんどです。

 

また、そのほかにも、数多くの塩ビ管を一度に収納することができ、尚且つサイズを確認するのも容易なので、作業に必要なサイズの塩ビ管を選ぶのにも時間が掛からず、その後の作業がスムーズに行えるという利点もあります。

 

車載用円筒ケースは、塩ビ管をそのまま収納できるので車載時に切断することなく無駄な端材ができることもないので、材料費の節約にもつながり結果的に現場経費を抑えることにもつながります。

 

実際に使っているのは、空調関係の工事をしている人が多いようですが、サイズによっては電気工事で使うFモールなどの収納にも使え、作業車の中の整理整頓にも使える利点があります。

 

Fモールなどは、そのまま積んでおくと汚れや傷がついてしまい、いざ使おうと思ったときに使いもにならないこともよくある話なので、このケースに収めておけば無駄も省けて便利です。
こんな簡単なものだけど、うまく使って経費の削減と作業効率UPに繋げてください。

車載用円筒ケース
デンサン(DENSAN) DSC-1520販売終了品のイメージ画像です。 デンサン(DENSAN) DSC-1220販売終了品のイメージ画像です。

デンサン(DENSAN)
DSC-1520

デンサン(DENSAN)
DSC-1220

楽天に商品無し 楽天はこちらデンサン(DENSAN) DSC-1220

車載用円筒ケースを紹介しましたが、ハッキリ言って、バカ高いです!!
なんて私が書いたせいなのか、ついに販売終了となってしまいました。
というか、そもそもあり得ない価格設定だったので、ほとんど売れていなかったようなので、ダメな商品を無くしただけだと私は思います。

 

販売終了になる前から、私は自分で作って使っていましたので、この商品ページをご覧の方々には、自作することを推奨してきましたので、ネット上から商品が無くなっても、このページは、残して作り方を紹介し続けようと思っています。
という事で、使う材料は全てホームセンターで揃うので、「自分で作ってみよう」という方は参考にしてください。

 

その作り方を簡単に紹介しますので、まずは完成イメージをご覧ください。

 

車載用円筒ケース2

 

使用材料は、下の画像をご覧ください。

 

車載用円筒ケース3 車載用円筒ケース4 車載用円筒ケース5 車載用円筒ケース6
パイプ 掃除口 DVキャップ エスロン糊

近くのホームセンターで必要な材料を揃えてください。
材料が揃ったら、各部材をエスロン糊を使って取付けます。
これで完成です。

 

製作時間は、多分5分とかからないでしょう。

 

製作する大きさにもよるけど、材料費も千数百円から高くても1万円以下でできるので、バカ高い完成品なんて買う必要性を私は感じません。

 

ここで紹介したデンサンの大きなものだと4万円くらいすることを考えたら、自分で作ったほうが経済的なので、自分で作って使っています。

 

こうして完成したものを、後はルーフキャリアに取付ければ完成です。
その取付けには、U字ボルトを使っています。
車載用円筒ケース7

 

ルーフキャリアのフレームに取り付け用の孔をあけてU字ボルトで固定すれば、高速道路の走行でもズレることなく安全です。

 

簡単に取外しができるようにするなら、
車載用円筒ケース8
こんなベルトを使って固定するのもいいと思います。
どの方法で固定するにしても、ずいぶん節約できることだけは確かです。

 

つまらない出費を抑えるためにも、自分でできるものは自分で作ることを考えることです。

 

こうコケおろしていたら、ついに販売終了となってしまって、メーカーのひとには悪いことをしたと思いますが、このご時世少しでも無駄な出費を抑えることが求められるので、これからも自分で作れるものは自分で作るように心掛けたいと思っています。
(`・_・´)