接地抵抗計(アーステスタ)

電気の供給に欠かすことのできない接地抵抗値の測定を行うために必要な接地抵抗計を紹介しています。

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接地抵抗計(アーステスタ)

電気工事を行う上で大切な接地工事ですが、その接地抵抗値を正確に測定することは、最も大切な作業だと言えるかも知れません。
戸建住宅から工場や商業施設など、いろんな建物に施されている接地ですが、それぞれの電気の使用状況により求められる接地抵抗値が定められているので、定められた接地抵抗値に達しているか測定するのは電気工事士として大切な作業です。

 

接地抵抗値も絶縁抵抗値同様に電力会社への送電申請の際に記入しなくてはならない項目です。
仮に接地抵抗値が規定どおりの数値が得られていなければ、電力会社からの送電を受けることができない…なんてことになるかもしれません。
そうなっては、請け負った電気工事を完成することができず、違約金の支払いを求められる可能性が高く、大きな損害を出すことになるかもしれません。

 

戸建住宅のような比較的小規模な電気工事を行っている人の中には、
どうせ漏電ブレーカがあるんだから」と軽く考えている人もいるようですが、そんなものでないことは電気工事士だったら分かっていて当然だと思います。

 

確かに戸建住宅だったら、主幹に漏電ブレーカが設置されているので、漏電を感知すれば即座に電気の供給を遮断するので、問題ないと言えば問題ないのかも知れませんが、これが電気室やキューピクルとなったらどうでしょう。
電気室やキューピクルのような高圧受電設備で起こる漏電は、命に直接関係するので、そんな状況を回避するためにも確実な接地工事が大切で、内線規定に示されてる値をクリヤしていることが、最低限求められることは電気工事士なら誰でも知っていることですが、正確な測定を行うために接地抵抗計は欠かすことのできない測定機器で、電気工事を行う電気工事会社には、備付の義務があるので、どの電気工事会社でも最低一台はあると思います。
電気の安全を守るために必要不可欠な接地抵抗計をこのページで幾つか紹介しますので、仕事内容に見合うものをお選びください。

接地抵抗計(アーステスタ)

日置電機(HIOKI)
日置電機(HIOKI) FT6031-50のイメージ画像です。 日置電機(HIOKI) FT3151のイメージ画像です。

日置電機(HIOKI)
FT6031-50

日置電機(HIOKI)
FT3151

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以前私が使っていた接地抵抗計は現場の掘り下げられた水溜まりに落ちて壊れてしまったので、日置電機のFT6031-50に買い替えました。
これは防塵・防水設計なので、水没しても壊れる心配はないし、汚れても洗ってから片付けられるので、いつもきれいな状態を保つことができていいんです。
接地抵抗を測定する現場は、掘削後や仮に整地されてたとしても土がむき出し状態なので、どうしても汚れるし時にはホコリを被ることもあるので、防塵・防水設定というのはうれしいものなので、接地抵抗計の購入や買い替えを考えてるなら、お勧めします。
それと、FT6031-50は、Bluetoothを使って測定データを送ることができるのですが、それには専用のアプリと通信アダプタが必要なのでそれも紹介しておきますので、必要な方はご覧ください。

 

Bluetooth通信アダプタ
日置電機(HIOKI) Z3210のイメージ画像です。

日置電機(HIOKI) Z3210
HIOKIの専用無償アプリ【GENNECT Cross】で、測定値・グラフ・写真を使ったレポートを、測定しながら作成できます。
専用アプリは日置電機(HIOKI)のHPからダウンロードできます。

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クランプ接地抵抗計
日置電機(HIOKI) FT6380-50のイメージ画像です。

日置電機(HIOKI) FT6380-50
無償アプリと専用アダプタ(Z3210)を使うことで、Bluetooth通信が使えます。
接地抵抗のほかに次のような測定もできます。

  • 電源ラインの漏れ電流測定
  • 60 Aまでの負荷電流測定
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日置電機のクランプ接地抵抗計ですが、私は使ったことがないので、どんな使い心地なのか分りませんが、電流測定と同じようにアース線を挟むだけなので、測定は簡単だろうという想像はできます。
これもBluetoothR通信が使えるので、使い勝手は良いように思います。
でも使ったことがないので、確かなことは言えませんが・・・

 

共立電気計器(KYORITSU)
接地抵抗計
共立電気計器(KYORITSU) 4105DLのイメージ画像です。 共立電気計器(KYORITSU) 6022のイメージ画像です。

共立電気計器
KEW 4105DL

共立電気計器
6022

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左側は、私が今使っている日置電機のFT6031-03と同じく防塵・防水設計の接地抵抗計なので、汚れたら洗えるのでいつでもきれいな状態で使うことができるものです。
右側は、接地抵抗計と絶縁抵抗計が一つになった機種です。
同じようなものを2台持たなくても、これ一台あれば両方の測定が可能なので、便利だと思います。

 

アナログ/簡易接地抵抗計
共立電気計器(KYORITSU) 4102AHのイメージ画像です。 共立電気計器(KYORITSU) 4300BTのイメージ画像です。

共立電気計器(KYORITSU)
4102AH

共立電気計器(KYORITSU)
4300BT

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アナログ接地抵抗計は、これまでに永く使われてきているものなので、何も書き加えることはありません。
一方、簡易接地抵抗計は、補助極を打ち込むことができない現場で、簡易的に接地抵抗値を測定するときに使うものです。
使い方は下のリンクで確認してください。

 

三和電気計器(sanwa)
アナログ接地抵抗計
三和電気計器(sanwa) PDR-302 楽天はこちら三和電気計器(sanwa) PDR302
三和電気計器(sanwa) PDR-302

この機種が前に私が使っていたものに一番近いかもしれません。
使い勝手というより、あまりにもシンプルなので、使い方を迷うこともないし、一般的な電気工事だったらこれで十分でしょう。
でも私のように水没させたらその時点で寿命を終えることになるので、注意してください。
電気工事士には必需品の接地抵抗計ですが、デジタルやアナログなどさまざまなものがあるので、仕事内容と価格を考慮して、最適なものを選んでください。

 

お気に入りの製品に関する詳しい仕様の確認用に、メーカーサイトを紹介しておきますので利用してください。

 

接地抵抗測定に関する内線規程の抜粋や測定方法などは、下記のリンクで確認してください。
簡易二極測定方法も紹介していますので、参考にしてください。



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