名前だけ見れば、なんともふざけた名前ですが、ケーブルラック上での配線や狭い隙間への配線などにはとても便利です。
電気工事ではケーブルラックを組んで、そこに幹線ケーブルなどを配線する工事を行います。
ケーブルラックは梯子状なのでケーブルを直接配線するには、人が先端部を持ってケーブルラックの上を歩かなくてはなりませんが、ケーブルラックは天井近くや天井内に設置されることが多く、かなりの高所作業となるため危険が伴います。
そこで、このジョイント釣り名人の出番です。
このジョイント釣り名人は、短いロットを継足せば、いくらでも伸ばすことができるし、直進性に優れているので遠くまで届くので、人がケーブルラックの上を歩かなくてもケーブルの配線が可能です。
また、直進性の良さを生かして、システム床などの狭い隙間でも配線が可能です。
電気工事をなさっている方なら、メジャー(スケール)を呼び線代わりにした経験があると思いますが、途中でメジャー(スケール)が引っかかって、出てこない・・・
それどころか、メジャー(スケール)自体が外れなくなり、やむなく捨てた経験がある人は、少なからずおられると思います。
かつて私もこのような経験をした一人です。
「あぁ・・・あのメジャー(スケール)は、次の改修工事まであそこにあるんだな〜・・・」
でも、そんなこともこのジョイント釣り名人を使えば、もうありません。
見た目はチャチなものですが、結構使える優れものなので、作業車の片隅に乗せておけば、つまらない苦労をする必要もなくなります。
デンサン(DENSAN) ジョイント釣り名人セット JF-5030
短いロッドを継足すだけで、ドンドン遠くまで届くので、危険な作業も少なくなります。 |
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デンサン(DENSAN) ジョイント釣り名人 JF-490
ロッドの外径が細くしなやかな素材なので狭い隙間でも進めることができて、壁内への配線の時などに便利です。 |
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デンサンのジョイント釣り名人ですが、私は紹介した2種類を使っています。
太径のほうは主に直進性を求められる作業で使い、細径のほうはコンセントやスイッチの増設といった壁内に配線が必要な時に開口部から差し込み、天井内まで通して使っています。
ジョイント釣り名人があれば、狭いところも高所のラック上でも楽々配線ができて危険も回避できますし、何より作業効率が上がるので、予定以上の仕事がこなせますよ。
(o^―^o)ニコ