ディスクグラインダ(サンダー)を使ったダイヤカット作業といえばタイル屋なんかを想像しますが、電気工事でもコンクリートの溝斫りなどの時にカッター入れ作業を行うことも多いものです。
電気工事の場合屋外での作業もありますが、室内でのカッター入れ作業も多いので、その作業を行うときには仕上げ前などのタイミングも多く、室内には仕上げ材や備品が搬入されてることもが多いものです。
もし、仕上げ材や備品に粉塵が積もってしまうと掃除の際に、キズ付けてしまうことも考えられますので、極力粉塵の排出は抑えたいものです。
それと合わせて作業員が舞い上がった粉塵を吸い続けることは、健康面から考えても非常にマズイ状況なので、防塵マスクの着用と同時に集塵アダプターの使用をすすめたいものです。
ここで紹介する集塵アダプターは最近私が購入したもので、実際に現場で使ったもので、使い勝手は一言で言って、とても良かったです。
取り付けも簡単だし、ダイヤカッターの装着も簡単に行え、さらに切り込み深さの調整もできるので、切り込み深さにバラつきが無く、後の作業がとても楽に行えますし、何より集塵力が優れているので、室内でも簡単な養生だけで作業を行うことができて養生に掛かる時間も少なく、後片付けも簡単に終わるので、作業効率という点でも申し分ありません。
私は、屋外の作業でしたが、閑静な住宅街の中だったので、真っ白な粉塵を撒き散らして作業することができなかったので、集塵機を繋いで使用していましたが、ほとんど粉塵が出ることはありませんでした。
さらに保護ケースが透明なので、手元の確認も容易で、とても良かったです。
説明書では付属の集塵袋でも、ほぼ同様の機能があるとされていますが、私は使っていないので、その点はなんともコメントできませんが、屋内のちょっとした作業くらいなら、大きな集塵機を持ち込まなくても付属の集塵袋だけでも作業することができると思われるので、また機会があれば試してみたいと思います。
いずれにしても余計な粉塵を撒き散らすことなく作業できることは、現場での無駄な作業を減らすことと作業員の健康面から考えても、とても有益だと思います。
ナカヤ(NAKAYA) トルネード NK-105HS
ベビーサンダーを使ったダイヤカッター作業には抜群の性能でした。 |
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今や現場の安全対策が声高に叫ばれる時代ですから、作業環境改善の意味からも集塵アダプターの使用は当然のことだと思います。
こんなもので、作業環境の改善が図れるのなら安いものです。
ナカヤ(NAKAYA) |
ナカヤ(NAKAYA) |
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右側で紹介してるのは平面研磨用のようですが、電気工事で平面研磨を行うことはまずありませんので私は買っていませんが、コンクリート面などの平面研磨を行うような業種の方には、おすすめできるかもしれません。
能力については想像の域を出ませんが、おそらく同等の能力があるものと想像できますから、使わないよりは使ったほうがいいでしょうね。
ちなみに、ボッシュ製のディスクグラインダーに取り付けるには、別売の取り付け金具が必要ですから、ボッシュ製のディスクグラインダーを使っている方は気をつけてください。
マキタ(makita) |
マキタ(makita) |
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マキタ(makita) |
マキタ(makita) |
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マキタ純正の集塵ダストカバーなんですが、最初から集塵機に接続することを想定した造りになっていて、集塵袋が付属したものが見つかりませんでした。
このほかに平面研磨用もありますが、あまり電気工事には関係ないのでここでは割愛しましたので、必要な方はサーチボックスを利用してください。
続いては、マキタ(makita)の集塵アダプタと併せて使うとよりクリーンな環境で作業できるようになる電動集塵機を紹介しておきます。
マキタ(makita) VC350DZ
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集塵容量は、さほど大きくありませんが、電気工事で行うダイヤモンドカッターを使った作業程度なら十分だと思います。
また、小型なので持ち運びにも便利なので、移動の多い作業には持ってこいだと思いますのでお勧めしておきます。
日立工機(HiKOKI) |
日立工機(HiKOKI) |
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日立工機(HiKOKI)の集塵アダプタもマキタ同様集塵バッグが付属していないので、必要な人は別で購入して現場で使えるように準備してください。