VAストリッパー

VVFケーブルの被覆を簡単に剥くのに特化したVAストリッパーを紹介しています。

VVFケーブル用VAストリッパー

電気工事で行うケーブル接続作業用工具を紹介してきましたが、こちらではVVFケーブルの接続作業を効率よくするためのVAストリッパーを紹介します。
電気工事士試験のときにVAストリッパーを多くの人が使ったと思いますが、その時に使われたのは下の写真のようなストリッパーを使ったんじゃないですか。

MCC VAストリッパーVS-4A

このタイプのストリッパーの良いところは、器具接続用の“の”の字加工が先端を使って簡単にできることでしょうか。

 

電気工事の現場に電気工事士試験に合格して間もなくの電気工事士さんが来たときに、このストリッパーを持ってきていたのを思い出します。
しかし実際の電気工事の現場では、接続するVVFケーブルの本数も半端な数じゃないので、このストリッパーでは作業効率が悪くケーブル接続に余計な時間を費やしてしまい実用的ではありません。
電気工事士技能試験のように限られた本数のVVFケーブルの被覆剥きぐらいなら十分ですが、実際に電気工事を行う現場では、先にも書いたようにVVFケーブルの本数も半端なく、尚且つ狭い作業範囲で行うことも多く、もっと簡単にケーブルの被覆剥きをできるものが必要です。
そんな条件から多くの電気工事士は別のものを使っています。

 

このページで紹介するVVFケーブルストリッパーは使い方も簡単で、尚且つ狭い作業範囲でも芯線を傷つけることなくきれいに被覆を剥くことができるので、多くの電気工事士が愛用しているものなので、気に入ったものを日々の現場作業に使ってください。

私が使っているVAストリッパー

ベッセル(VESSEL) プロコン VA線ストリッパー 3200VA-1のイメージ画像です。

ベッセル(VESSEL) プロコン VA線ストリッパー 3200VA-1

 

気になっていたので買い替えました。
若干、重いような気もするけど、それほど気になるものでもありません。

楽天はこちらベッセル(VESSEL) 3200VA-1
ベッセル(VESSEL) 交換ブレード WB-013のイメージ画像です。

ベッセル(VESSEL) VA線ストリッパー3200VA-1用
交換ブレード WB-013

 

切れ味が落ちたら交換して元の切れ味取り戻しましょう。
補修部品がすぐに手に入ることは、この手の工具の必須条件です。

楽天はこちらベッセル(VESSEL) WB-013(3200VA-1用替刃)

ベッセル(VESSEL)のプロコン VA線ストリッパーを使ってみた。

 

使ってみて使いやすさには、満足しています。
切り込み深さの調整もスライドダイヤル式で簡単なので、作業中でもすぐ変更できて便利ですが、惜しいのはスライドダイヤルの隙間に剥き終わった被覆が入り込むのが気になります。
この点だけ改善されれば完璧なんですけどね。
ベッセル(VESSEL) プロコン VA線ストリッパー 3200VA-1

使ってみた感想としては、とても満足です。
レビューの星の数で言えば、レビューの星4.5つです。ですね。
使ってみた感想で書いたところが、改善されたら、星レビューの星5つです。だったんですけど、おしい!
それでも買い替えを考えているのなら、絶対おすすめです!!

 

MCC
VA線ストリッパ
MCC VS-R1623 右利き用のイメージ画像です。 MCC VSER1623 右利き用替刃のイメージ画像です。

MCC
VS-R1623 (右利き用)

MCC
VSER1623 (右利き用替刃)

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MCCのVAストリッパーは前に使ってたんですが、古くなったのでベッセルのプロコンストリッパーに買い替えたので、今は使ってませんが、使い勝手は、いいので、お勧めできるものであることに変わりないものです。
ただ、このタイプには右利き用と左利き用があるので、買うときには注意して確認しないと逆のものが届くのでしっかり確認してください。
替刃も同じなので、しっかり確認することが求められます。

 

VAストリッパー
マーベル(MARVEL) MVA-4Aのイメージ画像です。 フジ矢(FUJIYA) FVA101-BGのイメージ画像です。

マーベル(MARVEL)
MVA-4A

フジ矢(FUJIYA)
FVA102-BG

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ビクター(VICTOR) 6003VAのイメージ画像です。 ホーザン(HOZAN) P-929のイメージ画像です。

ビクター(VICTOR)
6003VA

ホーザン(HOZAN)
P-929

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各社で同じタイプのVAストリッパーを紹介しました。
今では電気工事士技能試験でもこのタイプのVAストリッパーを使うのが認められてるので、使ってる人も多いようですが、慣れないと芯線に傷を付けたりするので、試験前にしっかり練習しておくことが大切です。

 

VAストリッパーの使用方法はここで確認してください。

 

天井内や小さなプルボックスでのVVFケーブルの接続でも簡単にVVFケーブルの被覆を剥くことができるので、接続作業をスムーズに行うことができます。
もちろん、芯線に傷を付けることもないので接続不良の心配もありません。
既存建物の改修作業で配線器具を取外したとき、既存のケーブルが短くて困ったときでも簡単に被覆を剥くことができるので、ケーブルの延長も簡単にできます。

 

電気工事士試験対応VAストリッパー
ホーザン(HOZAN) P958のイメージ画像です。 フジ矢(FUJIYA) FVA-1620のイメージ画像です。 MCC VS-4Aのイメージ画像です。

ホーザン(HOZAN)
P958

フジ矢(FUJIYA)
FVA-1620

MCC
VS-4A

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電気工事士試験対応VAストリッパーと書きましたが、今はこのタイプだけが使用を認めれている訳じゃないので、この表現は適当ではないのかもしれませんが、メーカーカタログにも表記されてるので、ここでもこう書いただけです。
電気工事士技能試験だけを考えたら使いやすいのかもしれないけど、試験合格後も電気工事をするつもりなら、私は先に紹介したタイプのVAストリッパーをお勧めします。

 

ワイヤーストリッパー
ベッセル(VESSEL) 3000Cのイメージ画像です。 マーベル(MARVEL) MWS-Cのイメージ画像です。

ベッセル(VESSEL)
3000C

マーベル(MARVEL)
MWS-C

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より線やIVケーブルのためのストリッパーなので、使用場所はある程度限定されるかもしれませんが、適応ケーブルを多く扱う現場では抜群の威力を発揮してくれるものなので、持っておくと便利なのは間違いないでしょう。

 

フジ矢(FUJIYA)
オートマルチストリッパ
フジ矢(FUJIYA) PP707A-200 エンジニア(ENGINEER) PAW-01のイメージ画像です。

フジ矢(FUJIYA)
PP707A-200

エンジニア(ENGINEER)
PAW-01

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フジ矢とエンジニアのオートマルチストリッパを紹介したけど、私は使ったことがないので何とも言えないんですが、レビュー内容や件数を見ると、かなりたくさんの人が使っているようです。
簡単に被覆がむけるという点では、問題ないのかもしれないけど、使い慣れないと実際の現場では少し使いにくい面があるのかなという印象がしますが、慣れれば問題ないのだろうと思うので、実際に使うかどうかは自身で判断してください。
エンジニア(ENGINEER)の方は、ネジザウルスを製造販売している会社なので、製品的には申し分ないと推察できるので、どちらを選ぶにしても、Made in Japanなので、アフターフォローもしっかりしているので安心です。

 

見た目は、同じような中国製もあり、価格的には安いと思うんだけど、精度という点でどうかと思うので、紹介はしません。

 

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