配管作業に自由金

電気工事で行う金属管配管やVEパイプでの配管などで、配管角度を確認するのに便利な自由金です。

配管作業にちょっと便利な自由金

配管作業便利な 自由金

電気工事をされているみなさんには、あまり馴染みがないと思いますが、配管角度の確認に便利なものです。
あまり電気工事で使っているのを見たことはありませんが、それもそのはずで建築現場では主に大工さんが使ってるものです。
しかし、最近の大工さんも自由金を使う人も少なくなってきました。

 

だって、そんなものを使わなくてもスライド丸鋸や卓上丸鋸など、便利で精度の高い工具があるのに、わざわざ自由金を使って罫書く必要もないので、最近の大工さんでも持っていないことも多いようです。

 

でも私は、電気の配管作業のときには、よく自由金を使っています。

 

建物も全ての角が90°、45°、30°などではなく、任意の角度のところもあるし、そんなときに自由金を使って任意の角度の確認を行い、そのまま配管の曲げ角度の確認に使っています。

 

こうすれば、ほぼ確実に一発で任意の角度での曲げ加工が行えるので、何度も微調整をする必要もなくなり、作業効率も上がりますからね。
それに、キッチリ曲げ角度が決まるので出来上がった配管もきれいに収まり、手直しのリスク回避にもつながり、一石二鳥です。

 

見た目は、何の変哲もないただの鉄の棒ですが壁などにこの自由金を当て角度を確認すると、そのままの角度でほぼ固定されるので、配管を曲げてるときにこの自由金を当てることで、高所などの任意の角度をその場で確認しながら曲げ加工が行えるので、上がったり降りたりの回数も格段に少なくできます。

 

こんな使い方をしている電気工事士さんを私は見たことがありませんが、実際に私は自由金のおかげで配管作業が楽になっていると感じているので、おすすめしたいと思って、このページで紹介することにしました。

 

まあ別に無くてもいいといえばいいんですけど、少しでも電気工事が楽にきれいにできると思った方だけ見ていただけたらけっこうです。

私が使っている自由金
シンワ測定(Shinwa) 自由スコヤ 62596

シンワ測定(Shinwa) 自由スコヤ 62596

 

私が使っているものとは、少し違いますが基本的な使い方は、同じです。
金属電線管や塩ビパイプなどの配管角度の確認にはこのタイプが一番使いやすいと思います。

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私が使っているものを紹介しました。
曲げたいところにあてがい、角度を取得して使います。
こうすることで、曲げ角度を目で確認できるので、確実な作業が可能になり、時間も短くできることが期待できます。

 

このほかにもう少し大きな筋交い付きのものも有りますが、電気工事には不向きなので私は使ったことがありませんので、みなさんにも私が使っているシンプルなものをおすすめしておきます。
シンワ アルミ自由金 450mm
シンワ測定 アルミ自由金 450mm 62570

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フローリングや木材の切断に使うのではない、電気工事士としての使い方ですから、本来の目的とは使い方が違うのかも知れませんが、使えるものは使って、少しでも楽にきれいに収められれば、それにこしたことはないですからね。