ネジ穴用タップ

配電盤や分電盤などの銅バーのネジ穴補修や新たにネジ穴をあけるときに必要になるタップを紹介しています。
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ネジ穴用タップ

電気工事では、数多くのビスやボルトを使います。
代表的なものとしては、吊りボルトに使う3分全ネジボルトや配線器具などを取付けるための皿ネジなどがあります。

 

それらのネジ山がしっかりしていれば、雌ネジ側にも簡単にねじ込むことができるでしょうが、もし雄ネジ側や雌ネジ側が傷んでいたりすると上手くねじ込むことができず、双方をさらに痛めてしまうことになってしまいます。

 

仮に、そんな状態で取付けてしまうと、いずれ取付けたものが外れて、落下したりすることも考えられ、大地震などのときには壁面に取り付けてあるエアコンの室外機などが落下する危険を招いてしまいかねないので、ネジ山をしっかり補修して確実に取付けることが求められるので、潰れたネジ山を確実に補修することが大切になってくるのです。
また配電盤などでは、木板のものは少なく鉄板が主流なので、ブレーカーの増設などの際には、新たに雌ネジを切って、取付けなくてはならなくなるので、タップは必需品ということになります。

 

小さなものですが、無ければブレーカー一つを取り付けるのにも予想以上の時間が掛かることが考えられ、尚且つ上手く取付けられないことも考えられます。
私も、適合するタップがなかったために大変な思いをしたことがあり、それ以来タップの欠品や破損には、気をつけるようにしています。
太いものなら、折れたりすることも少ないですが、細いサイズのものは少し力加減を間違うと簡単に折れてしまうので、同じサイズのものを何本か持つようにしています。

 

まあ、転ばぬ先の杖ということですね^^

 

頻繁に使うものではないので疎かにしがちですが、使用後の手入れと収納は、確実に行うことが大切です。

 

そんな、タップ・ダイスの中でも使いやすいものと使いにくいものがあるので、私がこれまでに使ってきた中で使いやすく、今も使ってるものを紹介しておきますので、参考にしてください。

 

とは、言っても電気工事で使うのは主にタップなので、使い易いタップを紹介しておきます。

私が使っているタップ

六角軸コンビタップドリル
SK11 M4×0.7mmタップのイメージ画像です。 SK11 M6×1.0mmタップのイメージ画像です。

SK11
M4×0.7mm

SK11
M6×1.0mm

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SK11 M8×1.25mmタップのイメージ画像です。 SK11 M10×1.5mmタップのイメージ画像です。

SK11
M8×1.25mm

SK11
M10×1.5mm

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タップは、この4本を使っています。
前は、ドリルタイプじゃなく普通のタップを使っていたのですが、こっちのほうが使いやすかったので買い替えました。
中でもよく使うのは、M4×0.7mmですね。
このサイズは、一般的なスイッチボックスに使われているサイズなので、スイッチボックスやRCの打込みボックスに使う、塗りしろカバーなどの雌ネジの修正を行ったり、鉄板にブレーカーなどを取り付けるときに雌ネジを切るときに使います。
普通のタップだったら、まず少し小さい下孔をあけてからタップをたてるんですが、六角軸コンビタップドリルなら下孔無しで直接タップをたてることができて便利です。

直接タップをたてるときの注意点!
充電ドリルで低速回転させて使うこと!
高速回転させるとタップが折れたり、ネジ山を潰したりするおそれがある。

低速の充電ドリルでも使えるので、作業時間を短縮することができます。
私は、ほとんど充電ドリルを使って作業していますが、勿論タップハンドルも持っています。

 

私が使っているタップハンドル
uxcell T型 ラチェット タップレンチのイメージ画像です。

uxcell T型 ラチェット タップレンチ

 

使い易さで選んでいます。

楽天はこちらuxcell T型 ラチェット タップレンチ

タップとタップハンドル、ダイスが全てセットになったものもありますが、私は、あえてバラバラに購入しています。
やはり、自分が納得できるものを使いたいというのが最大の理由ですが、セット商品には、まったく使わないようなサイズのものが多く含まれていて、無駄だと思うので購入する気になれません。

 

でも、私が個別に購入するものより、セット品のほうが遥かに安いので、それで十分だと思うんだったら、セット品を買ってください。
その際には、レビューなどをしっかり読んで、つまらないものを購入しないように、注意してください。

 

最後に、3分全ネジボルトのネジ山修正に便利なものを紹介しておきます。

 

ハイコーキ(HiKOKI)全ねじカッタ用トリマW3/8のイメージ画像です。
日立工機 全ねじカッタ用トリマW3/8

 

本来は、全ネジカッターを使ったときのバリ取り用ですが、ちょっとした、ネジ山の修正くらいなら簡単にできるので、腰袋に入れておくと便利です。

 

勿論本来の使用目的である、バリ取り効果は、ほかのものより格段にきれいに取れるし、ナット掛けでイライラすることもなくなります。

 

私が使っているのは、握り部分が薄いグレーなんですが、今はグリーンに変更されているようです。
レビューに書かれていたので、日立工機のカタログで確認したらグリーンに変更されていました。

 

だからどうなんだって感じですけどね^^

 

最後になりましたが、一つ手頃な価格にダイスセットを紹介しますので、ご覧ください。

雄ネジ補修用ダイスセット
Gunpla タップダイスセット 20PCSのイメージ画像です。

Gunpla タップダイスセット 20PCS

  • ダイス:M3×0.5~M12×1.75mmの9種類/li>
  • タップ:M3×0.5~M12×1.75mmの9種類
  • タップ・ダイスハンドル各1
楽天はこちらGunpla タップダイスセット 20PCS ネジ穴 ネジ山 修正

そこそこのセット内容だと思いますが、中には電気工事では使わないサイズもあるのですが、価格から考えれば、仕方ないところもあると諦めるか、私のように必要なものだけ買い求めるかです。
因みに、掲載中の商品は、Amazonの方が断然安く販売されています。
この値段なら、多少無駄なものが入っていても、お得かもしれません。