アース棒打込み工具
これさえあれば、辛いアース棒の打込みも楽になります。
電気工事の中で接地(アース)をとるのは、常識中の常識です。
どんな建物でも電気を使う以上接地(アース)は不可欠なので、日々の電気工事の中でもいろんな条件下で接地工事を行ってると思います。
接地工事の中にも、新築時に多く行われる銅板埋め込みによる接地工事や比較的、簡単なアース棒打込みによる接地工事など、さまざまな方法で規定の接地抵抗値を得られていると思います。
銅板埋め込みによる接地工事の場合は、掘削したところに銅板を埋め込みますから、作業的にはキツイ作業ではありません。
しかし、銅板を設置しても目指す規定値にまで下がらないときは少し大変です。
どんな状況でも接地抵抗値は規定の値まで下げなくてはなりませんから、電気工事をなさっている方ならお解かりのように、苦労することもよくある話です。
新築の場合は、銅板を埋め込んだりと比較的軽微な作業で終わりますが、銅板を埋め込めないような状況の現場では、A種のアース棒を打込んだりしなくてはなりませんが、このアース棒の打込み作業が結構キツイもので、2、3本打込んで値が下がれば簡単ですが、目標の規定値にまで下がらないときには、場所を変えたりしながら数多くのアース棒を打込むことになります。
こうなると、手作業では疲れるばかりで作業はなかなか進みませんよね・・・
そんなときには、これが便利です。
ラクダ 打込アダプター |
ラクダ 打込アダプター |
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※六角軸適合機種早見表 | ※SDS-max軸適合機種早見表 |
「A種の規定値は10Ω以下なのに、20Ωから下がらない・・・」
こんな経験をお持ちの電気工事士さんも多いのではないでしょうか。
かつて私も、こんな経験をしたことがあり、そんな時にこの工具に出会ったんです。
アース棒の打込み作業にも疲れて、何か良いものはないか探していて、アース棒打込み用のアダプターがあることを知り迷わず購入した結果、これが思っていた以上に優れもので、アース棒が面白いように入っていくではありませんか。
当然、目標の規定値も得られて無事送電も受けられて本当によかったです。
もし、今ご覧のみなさんで、私と同じような思いの方がいらっしゃいましたら、この工具を使ってみてください。
「アース棒の打込みがこんなに楽にできるのか」 ときっと感動すると思いますよ。
でもこの工具は、アース棒打ち込みのものではなく名前の通り鉄筋を打ち込むためのものですので、お間違いなく。
私が実際に使い続けているものなので、使用感については間違いありません。。。
マキタ(makita) |
マキタ(makita) |
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マキタ(makita)SDSMAX A-48284 |
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ハイコーキ(HiKOKI) 323357 |
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マキタ(makita)とハイコーキ(HiKOKI)のアース棒アダプタを紹介しましたが、どちらも電動ハンマーに取り付けて使うのは同じです。
ただ、マキタのほうは、サイズが3種類あるのに対して、ハイコーキ(HiKOKI)は1種類しかありませんので、違うサイズのアース棒を打ち込むことはできません。
それでもA種アース棒の打ち込みはできるので、一般的な電気工事なら問題ないでしょう。
ハウスビーエム(Hause BM) |
ハウスビーエム(Hause BM) |
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最後はハウスビーエムというメーカーのアース棒アダプタを紹介したんですけど、このメーカーをみなさんはご存知ですか?
このほかにもコンクリートビットやホールソーなどを販売してるメーカーですから、ご存知の方もいらっしゃると思います。
まあ、先端工具メーカーですから、製品的には他社のものと変わりない性能ですから、私個人としてはこのメーカー品で十分だと思います。