ベンリィラッチ

電気工事に使える便利なラチェットレンチを紹介しています。
電気工事の中で行われる、構内柱への架線工事や、電気室内の工事には、抜群の使い勝手ですので、工場など、電気容量の大きな建物の工事が多い方は、一度ご覧ください。

あると便利な ベンリィラッチ

電気工事では、いろんなサイズのナットを使います。
一番多いのは、三分(17mm)サイズですが、ほかにも大きいものから小さいものまで、その使用材料や据え付ける機器によって、異なったサイズのナットが使われます。

 

そのため、電気工事を行うには、それら全てに対応できるように数多くのラチェットレンチやモンキーレンチなど、締め付けに用いる工具を取り揃えなくてはなりません。

 

また、現場での電気工事の際には、これら多くの工具を用意して一々作業車や資材置き場などに取りにいかなくてもいいようにしなくてはならず、作業開始までに余分な時間を要してしまい、作業効率の低下を招いてしまうこともあります。

 

多くの電気工事士さんは、使用頻度の高いラチェットレンチなどは、工具袋や工具箱に収めて、いつでも取り出せるようにしてると思いますが、それとて高所作業などの場合に、サイズ違いのものがあれば一旦降りて適合サイズのものを取り、再び登ることになるので、その分作業時間は長くなり、肉体的な疲労も蓄積されます。

 

その他にも電気室やキューピクルのように作業範囲が限られた場所での作業では、持ち込む工具の数は極力減らしておくことが作業効率を上げる観点からも安全面からもとても大切なことだと考えます。

 

小さな工具でも足元に散乱していると転倒の危険もあるし、仮に送電中の電気室で転倒すると命に係わる大事故に直結する危険があります。

 

電気室内では、複数の職人さんが同時に作業を行うので、作業範囲の整理整頓が大変重要になってきます。
その観点からも持ち込む工具は、少ないにこしたことはないと私は思います。

 

少しでも工具の数を減らし、作業効率と安全を考えたとき、ベンリィラッチは、おすすめの工具だと思います。

 

元々は、電力会社関連用に開発されたラチェットレンチですが、私たち電気工事士も電気室内での変圧器の取替作業や増設作業などを行うこともあるので、自ずと電力会社関連企業と同じような作業を行うことになり使用されてる規格のナット締め作業を行うことになるので、これらに対応したラチェットレンチが必要になります。

 

それらの作業に対応してくれるのがベンリィラッチです。

 

NGK(永木精機)ベンリラッチ BT-3
楽天はこちら永木精機(NAGAKI) BT-3

 

ベンリラッチは、画像にもあるように、1本で4サイズの六角ナットに対応してくれるほか、四角ナットの締め付けにも対応してくれるので、とっても便利な工具だと思います。

 

また、この工具を作っている株式会社永木精機という会社は、電力会社関連や鉄道関連工具の専門メーカーですから、その製品に対する信頼性は抜群です。

 

みなさんの日々の電気工事に是非役立てください。