電気工事士にとってテスタやクランプメータは必需品です。電気を扱っていると電圧の確認や電流の確認はもちろんのこと、機械などの不良確認には導通確認を行いますが、これらの作業を行うためにはテスタやクランプメータが無くては始まりません。新築物件に限らず、既存の建物の改修でも供給する電気の電圧チェックは大切な...
電気工事で使う各種計測器
電圧・電流・絶縁抵抗・接地抵抗等々、電気工事ではいろいろな計測を行わなくてはなりませんが、こちらではそれらの各種計測機器を紹介しています。
電気工事で大切な、電圧の確認や絶縁状態を検査する絶縁抵抗計、接地状態を確認するための接地抵抗計などは、電気工事士として必ず持っておかなくてはならないものです。
電気工事は、ただ電気を送電するための電路を形成するだけでなく、電気を安全に供給するのが最も大切な目的なので、いろんな計測機器を使って電気の安全性を確認しなくてはなりません。
電気工事士になるための第一種や第二種の電気工事士試験のときに、電気関連法令などを勉強したと思いますが、電気工事士の最大の責務は、電気の安定供給に寄与することと、電気の安全確保であることを覚えていると思います。
この大原則を実行するために電気工事士は、日々努力していると言っても過言ではないでしょう。
そのためには電気工事を行う中で、いろんな電気の計測が必要になってきます。
各回路に供給する電圧や電流を確認するには、『テスタ』『クランプメータ』などが必要ですし、漏電を未然に防ぐには、『絶縁抵抗計(メガ)』での絶縁抵抗値の測定は必ず行わなくてはならない大切な計測です。
また感電事故や機器を守るために必要なアースを規定どおり運用するには、『接地抵抗計』での接地抵抗値の計測が不可欠です。
このほかにも、電気工事を安全に行うために事前に通電状態を調べるための検電器や機器の温度を測ったりするための温度計測器なども必要な場合があります。
どれも、電気工事には必要な計測機器なので、持っていると思いますが、まだ持っていないとか今まで使っていたのがものが壊れた、とかで探している人も居られると思うので、ここで紹介しておきます。