ＣＤ：ＰＦ管用接続部材(2)

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CD:PF管用接続部材(2)

このページでは、スラブ配管の端末処理を行うエンドカバー各種と、ころがしエンドと呼ばれてるエンドカバーよりも小型のものを紹介します。
エンドカバーやそのほかのものも、名称どおりスラブ配管の端末部分に取付けるもので、そのほかに用途はありませんが、エンドカバーの中にもいくつかの種類があり、端末処理の方法やその後の作業状況によって使い分けなくてはなならないので、端末処理だから
「はい！　エンドカバーね！」と言う訳にはいきません。
スラブ配管の後に、天井が出来て二重天井内に配管するときは、エンドカバーや首振りエンドを使わなければならないし、電源が集中して、その場でジョイントする場合は、ころがしエンドを使うなど、その後の作業も考慮しつつ、エンドカバーもそれぞれ選択しなくてはなりません。

中には、施工図面にそれぞれを指定してある、埋設配管系統図をもらえることもあるけど、まず無いので自分たちで書かなくてはならないと考えておくほうが賢明だと思います。

埋設配管系統図をもらえるのは、元請けが大手電気工事会社の場合に限られると言っても過言ではなく、
通常は、建築会社から出てくる簡単な電気図面か設計事務所から出てくる、わけのわからない施工図くらいのものなので、基本的な配管系統は電気工事士に任されていると言っても、あながち間違いとも言えないので、使用材料の選定にも気を使わなくてはなりません。

つまり、建物全体の完成状況をイメージしつつ、電気工事を行うことが求められるということです。
それだけに使用材料一つ一つに対しても、次の仕事の状況をイメージできているか否かで、選定する材料も変ってくるのですが、次の作業がイメージできていないと、間違った部材を選択してしまい、次の作業に繋がらないということも起こりうることなので、小さな選定ミスで後の作業を継続するのに多大な労力と時間を要してしまい、電気工事全体に与える影響は大きくなってしまいます。

こう考えると、たかがエンドカバー一つと言っていられませんので、このページを有効活用していただいて、適切な部材選定に役立てていただきたいと思います。

パナソニック(Panasonic)

CD管用速結エンドカバー



DM014B DMS16B DMS22B DM028B DM036B	DM014B DMS16B DMS22B DM028B DM036B

パナソニック(Panasonic)

PF管用速結エンドカバー



DMP14BN DMP16BN DMP22BN DMP28BN DMP36BN	DMP14BN DMP16BN DMP22BN DMP28BN DMP36BN

まず最初に紹介したのは、エンドカバーと呼ばれる多くの電気工事の現場で使用されてきたものです。
エンドカバーを敷設する目的の多くは、スラブから引き出した入線ケーブルを二重天井内に配線したり、エンドカバーから他の配管材を繋いで、二重天井内を配管するときに使います。

みなさんも改修工事の現場の天井内などで、二重天井内にE管等で配管されているのを見かけたことがあると思います。
このような配管を行うときに電源は、コンクリート内に打込まれた埋設管を使うことが多いので、
そんなときのためにスラブ配管時に敷設しておくのが、エンドカバーです。
参考資料として、Panasonicのカタログから抜粋した接続例を掲載しておきます。

ご覧のように、いろいろな配管材との接続が可能なので、二重天井内への配管作業もスムーズに行うことが出来ます。