RC電気工事 接地工事

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鉄筋工クリート(RC)電気工事 接地工事

鉄筋工クリート(RC)造の建物の初期段階では地中梁などを作るための掘削作業が行われます。

 

電気工事では、ほぼ時を同じくして接地(アース)工事を行います。
建物が大きくなれば、使用する電気容量も大きくなるので、低圧受電では対応できないことも多々あるので、高圧受電になることも少なくありませんし、建物の大型化に伴い、超高圧の特別高圧受電になるところも多くなっているようです。

 

それだけに建物に対する設置工事がとても重要になってきていますので、初期段階で行う接地(アース)工事はとても大切な工事です。

 

接地工事でよく使われるのが接地銅板を使う方法とA種アース棒と呼ばれる継足し式の打ち込みアース棒が使われることが多いです。

 

接地銅板

 

A種アース棒を敷地内の数箇所に分けて打ち込み、アーステスターで測定して規定値に下げる作業を行います。
約1mのA種アース棒を何本か繋げて地中深く打ち込み、これを何箇所か行う事で規定値は得られるはずですが、地下層が石や粘土質の場合は、なかなか下がらないこともあるのでアーステスターで計測しながら規定値まで下がったか確認しながら作業するようにしてください。

 

A種アース棒

 

これがあるメーカーから販売されているA種アース棒です。
単独で打込むものと連結して打込むものとに分かれています。
単独型は本体1本を打込むだけなので、大きく接地抵抗値が下がることは期待できません。
連結型は1本打込んだ後にその上からまた1本また1本と必要な分だけ繋いで地中深くまで打込むことができるので、その分接地抵抗値を下げることができます。
最後にリード端子を繋げばA種接地ができます。

 

接地(アース)工事箇所は、建築が進めば埋もれて確認することができませんので、この段階で規定値まで下がっているか確認しておく必要があります。
測定を怠ると後から取返しのつかない不良工事になってしまうので確実に行うようにしてください。

 

この作業が終わると、いよいよ建物本体の工事になります。

 

各接地工事の規定値等の確認や接地工事の測定方法などの確認は、こちらをご覧ください。

 

 

接地の本測定方法のほかに簡易二極接地測定方法も掲載してあります。


 


 

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