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新型コロナの蔓延で国民が苦しみ、戦時下に近い非常事態なのに、最終手段ともいえるワクチン接種の遅れは目に余るものがあります。
最優先でワクチン接種されている医者は、この非常時に何もしようとしないのはなぜなのか。
医は算術であって、医師会においては、医は政治術だということが、今回の新型コロナのパンデミックで浮き彫りになったような気がします。
新型コロナウイルスの蔓延は、元々中国の武漢が発端で、そこでの初期対応の遅れや、中国共産党による情報統制や隠蔽によって、世界中に撒き散らされたのは、間違いない事実です。
しかし、初期対応から今日まで、全ての対応が後手にまわった結果、日本中に感染を拡げてしまったのは、政府の無能、無策によるところが大きく、言い方を代えれば、政権与党及び政府による人災だといっても決して間違いではないと私は思います。
しかしながら、今となっては、この状況をどう打開していくかに全神経を集中していくしか解決する方法はありません。
その切り札として、大きな期待を集めているのがワクチンですが、これに関しても初期段階で平時と同じような、のんびりとした承認手続きを続けようとした結果、他国との獲得競争に破れ、日本は発展途上国並みの接種率にしか至っていないのが現状です。
他の国民に先んじて最優先で接種が始まった医療関係者への接種もワクチンの供給不足から当初は思うように進みませんでしたが、ここにきて接種スピードは加速して、今では1回目の接種を終えているのが80%超に及び、2日目の接種を終えたのも50%を超えるところにまで至るようになってきています。
しかし、これだけ医療関係者の接種が進んできているのに、ワクチン接種に携わる一般の医師や看護師が極端に少ないのは、なぜなのか???
┓( ̄へ ̄;)┏
そもそも、医療関係者から最優先でワクチン接種を行ってきたのは、最前線で戦う大病院の医師や看護師の身の安全を最優先に考えるべきだという国民のコンセンサスがあったからで、その次に町の開業医や看護師も同様に地域の患者と日々接する中で、感染してはいけないとされたからです。
そして、次に最優先で接種を行った要因として、ワクチン接種の担い手としての活躍を期待したからにほかなりません。
しかし、今の状態はどうでしょうか。
医療関係者がワクチン接種に携わっている数は、ある調査によると日本全体の2割でしかないという調査結果も出されています。
そのため、国も日本医師会に対して、再三協力を要請してきましたが、口では「協力する」と言いながら、全く具体的な方策を示そうとしてこなかったので、国も業を煮やして、国として最終手段ともいえる自衛隊の活用に踏切、東京、大阪に大規模接種センターを開設して、スピードアップを図り始めました。
これは、全く動こうとしない日本医師会や各地の医師会、そして何よりも町医者全体に対する、国民の怒りの表れともいえるまさに非常時の対応だと私は感じています。
これを受けても、日本医師会や医療関係団体からは具体的な対応策は示されようとしないどころか、町の医療を担っているとされてきた町医者の中には、コロナ感染を疑い患者を断るところも多数あり、今では真面な診察もせず、毎回同じ処方箋だけを手渡すだけの開業医もいるようで、医療の質そのものが低下どころか劣化してきているように感じます。
そもそも、人の命を預かる医者が、一度試験に合格して研修を終えれば、一生更新も無く、のうのうと医者を続けられる今の制度で本当にいいのか、根本的なところから見直すべきときに来ているんじゃないでしょうか。
ハッキリ言って中には、病気だと言って診察に来た患者のほうが医者より元気なんて医者も少なくないようです。
高齢の医者が悪いとは言いません。
確かに、ご高齢になっても、聖路加国際病院名誉院長だった日野原先生のように、矍鑠(かくしゃく)とされ、的確な診断をなされ多くの人々を救ってこられた先駆者もいらっしゃいましたが、全ての高齢の医師が日野原先生のように
「少しでも患者の力になる」
という強い意志をお持ちの方ばかりとは限らず、中には金儲けだけのために医院を継続していうような医者もいるように最近特に強く感じるようになってきました。
確かに、日本には、医師と呼ばれる人は多いのかもしれませんが、実際に今の医療態勢の中で、バリバリの現役と呼べる医者がどれくらい居るのか疑問ですね。
そんな町医者の多くがワクチン接種に協力していないというのが、日本のワクチン接種が進まない最大の原因だと思います。
そして、自衛隊を投入しても動かない医療関係を見て、政府は次なる方策として、救急救命士や臨床技師によるワクチン接種の検討に入ったとの報道がなされました。
この非常事態でも機能しない日本の医療体制ってどうなんでしょうか?
やはり『医は算術』だったんだ。
そして、日本医師会は、患者のほうを見るんじゃなく、政治家や厚労省の方ばかり見ているタダの集金マシーンだったということですかね。
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今後、かかりつけ医制度に関しても、医師の質を統一する手立てが必要になってくると思います。
今のままでは、提供される医療に雲泥の格差が生じていて、真面な医療を受けられていない患者が多数存在してしまっていて、同じ保険制度の中で重大な齟齬が生じていると私は思います。
今後私も歳を重ねて、身体的な衰えや年齢による疾患が現れたりした時に、かかりつけ医を見つけなくてはならないでしょうけど、今のままの制度では、医師の技量を知る術が限られていて、患者側ばかりが不利益を被ってしまうような気がして、安心できるような状況じゃないと感じているので、早急に大規模な制度改革を断行してもらいたいと強く思うところです。
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