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フルハーネス型安全帯着用義務化がいよいよ来年早々にまで迫って来ていますが、みなさん対策や準備は済んでますか。
私は、義務化の話が出る前から、フルハーネス型安全帯の着用を求められる現場に従事していたので、早くから使っていましたし、すでに新規格になっているものを使ってるので、準備することもありませんでした。
でも、安全特別教育終了が使用条件となったことで、不足分の講習を受講しなくてはならなくなったので、すぐに受講しました。
現場で働く方なら、高所作業におけるフルハーネス安全帯の着用義務化については、みなさんご存知だと思います。
でも、案外見落とされてるのが、新たに設けられた
『フルハーネス型安全帯使用作業特別教育』
の存在です。
新たに設けられたということで、フルハーネス安全帯の準備は着々と進められても、この特別教育の受講を忘れてる方が少なくないようなんです。
当然、こんな特別教育が実施されているということは、現場入場前の提出書類にも受講済みであることを明記しなくてはなりませんし、送り出し教育の場でも確認されることになるでしょう。
仮に終了していなければ、現場での高所作業に従事出来なくなる可能性もあるので、現場作業に影響を及ぼす事にも繋がりかねないので、忘れず受講するようにしてください。
今は、完全義務化まで半年を切った状況なので、各電気工事関連の組合主催の特別教育も実施されているようですし、建設業労働災害防止協会(建災防)でも実施されていますので、時間の都合をつけて、新年の仕事始めからフルに作業できるよう準備してください。
物の準備が整っても人の準備がまだだったら、宝の持ち腐れですから、くれぐれも忘れないようにしてください。
これらの特別教育に関しては、個人で受講することを求められることも多いし、会社内でも時間の調整をつけて、ひとりずつ受講するところが多いようですので、直近の講習日を確認して事前申し込みを行ってください。
ちなみに、建設業労働災害防止協会(建災防)での受講に関しては、Webサイト
内で紹介していますのでご覧ください。
それにしても月日が流れるのは早いものですね。
フルハーネス安全帯着用義務化が発表されてたのは、ついこの間だと思っていたら、あれからもう2年以上になるんですね。
その間に、新型コロナウイルスの感染急拡大で、緊急事態宣言が発出されたり、志村けんさん、岡江久美子さんなど有名な方もお亡くなりになったりと、衝撃的なこともあったこの1年以上ですが、今は新たな脅威となっているデルタ(インド型:L452R)変異型ウイルスの脅威に晒されて、今年の夏も強い自粛ムードの中で過ごさなくてはならないようです。
くれぐれもみなさんお身体をご自愛いただいて、お元気にお過ごしください。
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