令和4年度　第二種電気工事士上期筆記試験

新型コロナの感染が収まりきらないうちに、ロシアがウクライナ侵略を開始し、連日悲惨な戦場の状況が報道され、中には眼をそむけたくなるような映像もあり、ウクライナの方々の悲しみはいかばかりかと心が痛みます。
そして国内では、ガソリンをはじめとしてありとあらゆる物の値段が上り、新型コロナで多大な被害を被った後だけに、かなりの負担増を感じ、生活が苦しくなったと感じる方も多いと思います。
そんな厳しい状況過でも、電気工事士試験は、予定通り実施するように着々と準備が進められ、来る5月29日(日曜日)に上期筆記試験が実施されることになっていて、各地の試験会場が公表されましたので、お知らせさせていただきます。

新型コロナウイルスの感染状況は、一進一退といったところで、今はまた、新規感染者増加局面に変わりつつあるようで、沖縄県では、医療逼迫が起こり始め、医療現場でもクラスターが発生して、外来患者の受け入れを中止する病院なども出始めているようです。
そして、GWが空けて、大都市圏では、微増ながら新規感染者が増える傾向が見え始めて、警戒が続いています。

 

それに加えて冒頭でも書かせていただきましたように、ロシアがいきなりウクライナ侵略を始め、その非道ぶりが日々明らかになってきて、いかにプーチンが残虐な人間なのかが、世界中に知れ渡り、欧米をはじめとする先進国と呼ばれる国々は、足並みを揃えて、ロシアに対してこれまでにない厳しい経済制裁を科し続けていて、世界中が原油不足やエネルギー不足で物価が高騰して、国民の生活は、若干厳しくなってきていると感じます。

 

日本も経済制裁に加わり、原油の輸入を制限したり、金融制裁を科したりと、欧米と足並みを揃えて、次々とロシアに対する制裁を強化していて、ロシアの侵略が収まったとしても、今の経済制裁は、数年もしくはそれ以上継続される可能性が強いので、私たちも相当な覚悟が必要だろうと思います。

 

そんな中でも国が定める資格取得のための各種試験は粛々と実施され、電気工事士や電気主任技術者などの試験も、予定通り開催される用なので、受験者のみなさんは、厳しい社会情勢の最中ですが、試験に向けた勉強をされてこられた結果を求めるための試験ですから、後悔の内容に万全の準備をして、試験当日をお迎えください。

 

第二種電気工事士上期筆記試験会場が公表されましたので、みなさんの試験会場をご確認いただき、試験当日試験会場を間違わないように試験会場までの公共交通機関の乗り継ぎ状況などを事前シュミレーションして、当日は余裕をもって会場入りできるようにしておくと試験結果も良くなると思います。

 

 

今年度の第二種電気工事士上期技能試験も新型コロナの感染が収まりきらない状況で実施されますので、受験者のみなさんは、より一層体調管理を徹底し、万全の体調で試験日を迎えるように努めてください。

 

試験会場では、人との間隔も十分確保できるよう工夫されてはいますが、感染リスクがゼロになるわけではないので、基本的な感染予防策を今一度確実に実践して、自身を守るよう心掛けてください。

 

また、無症状で自覚がない感染者が存在するのも新型コロナウイルスの特徴ですから、ひょっとすると元気な方の中にも感染者が居るかもしれませんので、各自が自分の感染予防を徹底するとともに、他人への配慮も忘れず、ゆずるところは、ゆずって、お互いに感染リスクを下げるよう心掛けて、無事技能試験を終えられるようにしていきましょう。

 

尚、試験会場では厚生労働省の接触者確認アプリ【COCOA】の活用をしたり、地域の通知サービスなどを活用してください。

 

 

連日ウクライナの悲惨な戦場がテレビなどで報じられ、心を痛めておられる方も多いと思いますし、何らかの形でウクライナ支援に協力なさっている方も少なくないと思います。
遠く離れた、日本に居る私たち個人の支援など微々たる物かもしれませんが、仮に日本人の1/4の方々ができる支援をするだけでも相当なものになり、今ウクライナや他国に避難されている方々の力にもなると思います。
一日でも早く、ウクライナの方々に平和な日々が戻ってくることを心より願っています。

 

そして、今回受験されるみなさんのご健闘も心よりお祈りいたします。