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配線器具 三路・四路スイッチ他

今回は階段や廊下などでよく使われている三路スイッチと四路スイッチをご紹介いたします。

 

第二種電気工事士技能試験でも度々出題されるくらいポピュラーなスイッチですので、現場で作業されている電気工事士なら結線方法も熟知していると思いますが、一般の方や電気工事士免状取得向けてお勉強中の方などには馴染みが少ないスイッチなので、結線方法や使用方法などを理解されていない方が多いと思われます。

 

私のWebサイト『実践電気工事』にも時々三路や四路スイッチ関連のご質問をいただくことがあります。

 

三路スイッチや四路スイッチを使うときの基本は、四路スイッチは三路スイッチを補完するものだという考え方をするもので、四路スイッチ単独で使うことはできません。

 

基本は三路スイッチ一対に対して、その中間に四路スイッチを配置するものです。
どのように配置するのかを簡単図にしておきましたのでご覧ください。

 

三路・四路スイッチの配置

三路・四路スイッチ配置

 

実に簡単なですが、これが三路・四路スイッチの基本的な使い方で配置になります。
図では、廊下に面して扉が3つあり、その扉一つに対してそれぞれ照明用スイッチが配置されています。
片切スイッチだったら、近いドアのところはいいですが、離れたところからだと暗い廊下を片切スイッチのところまで行かなくては照明を点けることができず、不便になります。

 

そんな時に図で示したように三路・四路スイッチを配置すればどのドアからでもすぐに照明を点灯することができるので、不便さは解消されます。

 

このように使うことで、ビルの階段のように多階層の建物でもどの階からでも階段の照明を操作することができるので、ちょっとした節電効果も期待できます。

 

電気工事を行う建築現場では、このように建物の階段や廊下などで使われることが多いスイッチです。

 

三路(C)・四路(E)スイッチ

 

埋込三路(C)スイッチ
埋込四路(E)スイッチ

WT5002

WT50049

Panasonic
WT5002

Panasonic
WT50049

WT5002(10個入り)

ご紹介したのは、一番シンプルな表示なしの三路・四路スイッチでした。
三路・四路スイッチの配置図をご覧いただいてから実際のスイッチを見て内部接点構造図を見れば、動作状況はお判りいただけるのではないでしょうか。

 

ほたる三路(C)・四路(E)スイッチ

埋込ほたる三路(C)スイッチ
埋込ほたる三路(C)スイッチ

WT50529

WT50549

Panasonic
WT50529

Panasonic
WT50549

WT50529(10個入り)

WT50549(10個入り)

 

三路・四路スイッチ配置図と同じものを『基本的な結線問題(3』で出題して、複線図もご紹介してありますので、ご覧ください。
基本的な結線問題』は、第二種電気工事士免状取得を目指される方の技能試験対策としてご紹介してるので、結線をご理解いただくのが目的ですから接点などをやや簡素化して書いてあります。
でも基本的な接点構造は逸脱していません。

 

ほたるスイッチ用コンデンサ

ほたるスイッチ用コンデンサ

WN9986
Panasonic
WN9986

コンデンサ―並列接続例

ほたるスイッチ用コンデンサは、三路・四路スイッチがハイインピーダンスになって、ランプ表示が暗くなったり消えてしまうときに照明(負荷)と並列に取付けることで、電流を大きくしてLEDランプを通常通り点灯させることができます。

 

照明(負荷)に対して並列接続状態を簡単に表したものを掲載しておきますので参考にしてください。
ご覧の接続は、照明器具内で行いますので、照明器具の端子台の端子にスイッチからの電源を差込み、送り端子にコンデンサーを接続します。
これで、ほたる三路・四路スイッチの表示ランプはほぼ正常通りの点灯状態になります。

 

両切(D)スイッチ

埋込両切(D)スイッチ

WT5003K

両切(D)スイッチは、片切(D)スイッチと違いプラス・マイナスの両方を切ることができるので、漏電が懸念されるようなところで使われるスイッチです。

Panasonic
WT5003K

両切(D)スイッチは、電源を遮断することで安全になるので浴室の照明のように湿度の多いところで使用することの多いスイッチです。
湿度の高い所で漏電すると、感電事故の危険性が高まるので、感電事故予防の観点からも私はお客さんに浴室などは、両切(D)スイッチにされることを提案します。
使うか使わないかは、お客さんの判断ですが、電気工事士としてより安全に電気を使ってもらうための提案は、積極的に行うようにしています。

 

 

スイッチの取付時の組合せ例は次の画像のようになります。
スイッチ取付時の組合せ例
1個用スイッチボックスでの取付なら、取付枠とプレートは共通で、スイッチの取付数によってハンドルを選ぶだけです。
しかし、ハンドルにもいくつか種類があって、使用状況などを考慮して適切なハンドルをチョイスしなくてはなりません。

 

ここでハンドルの種類をいくつかご紹介しておきましょう。

スイッチ用取付ハンドル

取付ハンドル
ご覧のようにスイッチの取付個数でハンドルが違いますので、スイッチ取付けヶ所のスイッチ数を考えてハンドルを選ばないと使い物にならないことになるので、注意が必要です。
また、取付けるスイッチの種類でランプ表示のあるものやネームカードを入れられるものなどがあるので、必要に応じて使分けるようにしなくてはなりません。

 

尚、スイッチの個数が4個以上になるとプレートも変わるので、注意してください。

 


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