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鉄筋工クリート(RC)造の電気工事を行う現場は、鉄筋やその他危険が付ものですので、細心の注意を払って足元の安全を確保しつつ電気工事を行ってください。
日々どこかの現場で、建込み配管やスラブ配管が行われていますが、不幸にも事故に遭われる職人さんも少なくありません。
各、現場に掲載されている事故事例を見ても、如何に鉄筋工クリート(RC)造工事の現場が危険か分かると思いますので、電気工事を行われるみなさんは“職人”“プロ”として十分安全確保を心掛けてください。
長々と、安全確保について書きましたが、これが無くては電気工事など行えないからです。
また、万が一という事が起ってしまっては、みなさんの家族も不幸にしてしまう結果になってしまうので、再三再四安全作業を訴えているので、みなさんご理解ください。
さて本題の、鉄筋工クリート(RC)造の電気工事ですが、ここでは埋設配管の持つ意味を今一度考えて、その配管材を用いて行う埋設管敷設作業についてお話したいと思います。
鉄筋工クリート(RC)造の電気工事における埋設管敷設作業は、木造住宅の電気工事で言えば配線作業に当たります。
木造住宅であれば、直接VVFケーブルなどを用いて配線作業を行いますが、RC構造では直接コンクリートの中にケーブルを埋設する事は出来ません。
そこで、CDやPFなどの埋設管を使って、配線ルートを確保しなくてはなりません。
これが埋設配管敷設作業です。
コンクリート打設後に型枠が撤去された後、この埋設配管内にケーブルを通して電源ルートを確保するので、埋設管敷設作業は配線そのものだと言っても過言ではありません。
また、木造住宅の配線図面とは異なり、
鉄筋工クリート(RC)造の電気工事の配管系統図は、
など、埋設配管敷設に関する指示が細かく記載されています。
その指示に従って配管作業を行うのですがここで大切なのは、如何に内装工事時点でのイメージを持っているかという事です。
内装工事が始まったとき、埋設配管敷設作業で行った配管が、内装家具などの指示された位置に確実に敷設されている事が求められるからです。
この位置が異なっていると内装工事の遅れを招き、ひいては仕上がりに大きな影響を与えるからです。
みなさんも、埋設配管敷設作業を行われる時は、最終の仕上がりイメージを頭に思い浮かべつつ電気工事を行ってください。
そして、最後にもう一度、くれぐれも安全作業を心掛けてください。
埋設管工事について『実践 電気工事 配線と配管』でも触れていますので、併せてご覧ください。
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