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鉄筋工クリート(RC)電気工事もいよいよ最終段階です。
入線作業も終わって必要機器の取付けや照明器具の取付を行う仕上げです。
長い鉄筋工クリート(RC)電気工事の現場ももうすぐ竣工です。
もうひとがんばり、頑張りましょ(^O^)/
鉄筋工クリート(RC)電気工事も最初の打ち合わせから埋設管工事、入線工事と進み、最終段階まできました。
鉄筋工クリート(RC)電気工事の仕上げもほかの電気工事の仕上げと同じで、入線した端末処理という事です。
ここまでくると行う作業は、木造住宅の電気工事とさほど変わりません。
壁の4×4ボックスの開口にスイッチやコンセントといった機器を取付けていくだけです。
ここは、木造住宅の電気工事と変わりません。
そして、マンションであれば各住居分の分電盤を取付手順どおりに各回路別にブレーカーに接続して幹線ケーブルを接続すれば完成です。
このときも、施工図面内に、分電盤結線図があるはずですから、分電盤結線図を参照して間違いのないように接続してください。
もし接続相を間違ってしまうと建物全体の電気バランスが崩れて思わぬ停電事故の原因ともなりかねませんので、確認しつつ慎重に行ってください。
大きな建物になればなるほど、この電気バランスが大切になってきます。
1戸あたりのバランスの崩れは、微量でも建物全体を考えると大きな崩れになってしまいます。
受電容量との関係から電気バランスが崩れるのは、電気工事として非常に大きな問題なのです。
また、片線過負荷保護付ブレーカーが接続されている場合は、電気バランスが崩れた段階で遮断しますので、さらに慎重な作業が要求されます。
各端末の処理が済んだら次は受電設備の接続作業という事になります。
建物の大きさや使用電力量に応じて電気室やキューピクルといった、高圧受電設備を備えることになります。
電気工事をなさっている方ならお解かりでしょうが、電気室やキューピクルといった高圧受電設備は、簡単に言ってしまえば簡易変電所といえるでしょう。
6.600Vの高圧供給を受けた電気を変圧器(トランス)を通して、家庭用(単相100・200V)や工業用(三相200V)などに変換して供給する施設です。
電気室やキューピクル内での作業は、高圧ケーブルの接続や各分岐幹線の接続となります。
受電前の段階で、高圧ケーブルの接続は終わらせておきますので、その部分の接続は今回ありません。
分岐幹線の接続となりますが、多くの電気室やキューピクルといった高圧受電設備は、
正面に操作パネルが設置され、ケーブル接続は裏側になっています。
この接続作業は、高圧変圧器や高圧送電用のバーなどがむき出しのところで行いますので、必ず送電前にすべて終わらせてください。
新築物件の場合、多くは高圧受電前にこの接続作業を行いますから問題ありません。
これらの端末処理作業が終わったら、いよいよ電力会社による送電となります。
これで、最後に全ての機器の点灯状態や作動状況を確認して、長かった鉄筋工クリート(RC)電気工事の完成です。
長い工期の間、お疲れ様でしたm(_ _)m
これは、余談ですが、このように長い工期の現場のことを、「長場(ちょうば)」と称します。
まあ文字通りなんですけどね^^
ちなみに高圧受電設備への接続作業には高圧端末処理資格が必要ですから、自家用電気工作物を取り扱うのであれば受講してください。
必要な資格取得講習を紹介したページも用意してありますので、ご覧ください。
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