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広島選挙区選出の河井克行衆議院議員と妻で参議院の案里議員の二人が公職選挙法違反容疑で同時に逮捕される憲政史上初の異常事態となりました。
河井克行容疑者は法務大臣を務めていた衆議院議員でいわば法を順守するための責任者たる立場の人間が、こともあろうに選挙中に票の取りまとめのために買収工作を行っていたとされて逮捕されました。
妻で参議院議員の案里容疑者も同様の容疑で逮捕されるよという異常事態となってしまいました。
日本の憲政史上初の大事件になったことに対して自民党の反応は冷ややかで、安倍晋三総理は、自民党の総裁としての立場から
「法務大臣に任命した責任は自分にあり責任を痛感している」
と述べたが、同じようなセリフをこれまで幾度となく聞いてきたが、責任をとったところは一度も目にしていません。
先の通常国会でも様々な問題が噴出しましたが、何一つ解決されることなく、強引に国会を閉会としてしまい、臭いものには蓋をして、ほとぼりが冷めるのを待つ、卑怯な手段で乗り切ろうとしています。
しかし、今回河井夫妻が逮捕されたことで、安倍晋三総理の任命責任やさらには政党助成金の在り方についても疑念が生じたことは、大問題です。
それに対しても自民党二階幹事長は、
「たいした問題じゃない」
と言い切っているように、もはや今の与党自民党には、法を順守するなどという考えはないと思われます。
自分たちが立法するのだから、゛何でもできる”と勘違いしているとしか思えません。
このままでは、立憲主義の基本が歪められ、悪法ばかりが作られて、国民の暮らしは成り立たなくなってしまうでしょう。
政治家が完全な金儲けの手段としてしか捉えていない輩ばかりが増えて、まともな政治が行われることがなくなり、この国は崩壊するしかなくなってしまうかもしれません。
そろそろ国民のほうを向いた政治が行われるように、私たちも考えるときが来ているんじゃないでしょうか。
今回の衆参両院議員の河井夫妻同時逮捕は、異例中の異例で、日本の憲政史上初の出来事ですし、法務大臣経験者の逮捕も初めてのことです。
立法府に身を置く国会議員として公職選挙法を守るなんてことは、当り前のことであって、法務大臣はその法律を執行する責任者ですから、その責任者が公然とこの法律を犯すような行為を行っていたことは、言語道断です。
その法務大臣を任命する最高責任者が内閣総理大臣たる安倍晋三なのですが、この安倍晋三自身が数々の疑惑の渦中の人ですから、逮捕された河井夫妻を責めることはできないでしょう。
もし河井夫妻を突っついたら、何が飛び出してくるかわかりませんし、仮に河合案里の参議院選挙に自民党から拠出された1億5千万円の金が買収に使われたことが立件されると、自民党に公布された政党助成金に対しても国民から厳しい批判を浴びることになるだろうし、政治家の金の使い道に関しても透明性を高めるよう求める声は高まり、国民が確定申告するときと同じように、ガラス張りにすることが求められるでしょう。
元々、政治家の金の使い道や寄付集めのパーティーなどの収支報告書すら今はいい加減なものだし、後からいくらでも修正すればそれで゛OK”なんてことが許されていては、いつまでたっても政治と金の問題は無くならないでしょう。
そもそも政治家の金集めの方法があまりにもひどいから、国民が収めた血税の中から各政党の資金を拠出して透明性を高めるために『政党助成金制度』が作られ、各政党に分配されるようになったのに、その血税が選挙の買収行為の資金として使われていたなんてことになったら、自民党本部の在り方が問われることになるでしょうし、政党助成金制度そのものの在り方も、もう一度考え直すことになると思います。
しかし、政治家が自らの首を絞めるような法律を作るはずもなく、自分たちの保身ばかり考える輩に期待するほうが間違いなのかもしれません...
もはやこの国にまともな政治など存在しないし、国を代表する政府すら存在しなくなってしまったのかもしれません。
(6 ̄  ̄)とほほ
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