小出しの緊急事態宣言

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小出しの緊急事態宣言

2021年を迎えて、まだ数日しか経っていない段階で、東京を含む近隣の3県に緊急事態宣言が発出されることになったようですが、その効果のほどは、いかがでしょうか?

 

個人的には、
「今更、こんなの抜かれても」って感じです。

新年早々、とんでもない事態になったのですが、みなさん今回の緊急事態宣言発出に対してどんな印象を持っているんでしょうか。

 

私は、今回の緊急事態宣言の中身を見ると、とても感染拡大を抑え込むことはできないと思います。
緊急事態宣言は竹光だった

 

なぜなら、すでに緊急事態宣言自体が、竹光だということを皆が知ってしまっていることと、その竹光の使い方にまで制限を掛けているし、何より対象期間が短すぎるからです。

 

政府分科会の尾身会長も記者会見で、

 

緊急事態宣言で感染が下火になる保証はない。
1~2週間の単位では無理だ。必要ならさらに強い対策もあり得る」

 

とおっしゃっておられます。

 

私も分科会を代表して記者会見に臨まれた尾身会長の意見に賛同します。

 

今の東京をはじめとする東京近隣の県を含む人の動きは、何の危機感も感じられません。
街頭インタビューでは、緊急事態宣言が発出されると報じられたその夜に、
これから飲みに行く
という人がいるように、全く危機感が無いと言っても過言ではないので、昨年春先に発出された緊急事態宣言とは、効果が全く違うと思っています。

 

昨年の春先は、緊急事態宣言という言葉のインパクトと未知のウイルスというのが相まって、献身的な行動変容がなされたと思っていますが、あの時ですら、一部地域だけに最初は緊急事態宣言を発出し、対策を小出しにした結果、最終的に日本中に新型コロナウイルスを拡散させてしまった経験があるのに、今回はさらに限定的な対策しか打たないとなると、感染抑制効果など期待できるもんじゃないと思います。

 

やはり安倍政権下で永く官房長官を務めた菅義偉総理では、先の経験を活かすことができないのでしょうね。

 

強制力もなくお願いベースで人の流れを抑えるのは、もう無理だし、ここまで市中感染を拡大させてしまっては、ピンポイントの対策では、全く効果は出ないんじゃないかと危惧しています。

 

もう日本も諸外国のように、強制力をもって、人の流れを止める時期に差し掛かってきたのだと思うのですが、如何せん、法的根拠となる『トクソ法』の改正を政府が怠ったために、より強力な感染抑制策をとれずに、このままズルズルと感染が拡大し続けるのを見ているしかないのです。

 

このままでは、家に籠っている高齢者や家族が感染して、大切な命を失い兼ねないのに私たちは、ただ指を銜えて見てることしかできなくなってしまいます。

 

すでに医療現場では、壊滅的状態になりつつあり、新型コロナ以外の救急患者の受け入れを制限する事態にまで追い込まれていることをもっと周知すべきでしょう。

 

さらに言うなら、軽症と言われている人の中でも、重い後遺症に悩まされている人も少なからず居るのだということを

 

「自分は若いから感染しても無症状か軽症だから大丈夫だ」

 

と高を括っている人々は、考えるべきでしょう。

 

仮に、無症状や軽症であっても、感染力を有する新型コロナウイルス感染者であることに変わりはなく、他人を感染させる可能性が高いうえ、ひょっとすると感染させてしまった人が死に至ることだって起こりうるんだということを強く強く意識して自分の行動を考えるべきでしょう。

 

感染した人が悪いとは言いませんが、少なくとも他人に感染させないよう努力すべきだと思います。

 

新型コロナウイルスをまき散らすことは、見方を変えれば、間接的な殺人と捉えることもできるんじゃないかと私は、思っています。

 

ですから私は、会食はもちろんのこと故郷への帰省も控えて、普段の生活では、仕事以外にほとんど自宅を出ることも無くなりました。

 

ここまで極端に制限しろとは、言いませんが、できることに少しプラスして、自分の行動を抑制するようにするだけでも感染抑制に寄与すると思いますし、結果的に感染を抑え込めれば経済回復も早くなることは、誰もが分っていると思うので、我慢強く新型コロナを抑え込む努力を続けましょう。
(`・_・´)/

 

政府は、あてにならないので、自分たちで考えて行動するしか道はありませんからね。
これもこれで、国民としては嘆かわしいことなんですけどね…
(T_T)


 

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