COVID-19 未だ収束は見えず!

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COVID-19 未だ収束の目途立たず...

COVID-19 新型コロナウイルス感染が拡大して、史上初の緊急事態宣言が発令されて、目安とされていた2週間が過ぎましたが、未だ収束の目途は立たず、道半ばといったところです。
専門家会議が呼びかけている、人的接触の8割削減は達成されず、逆に他の都道府県に出掛ける人間が居たりするし、簡易な博打場のパチンコ屋に人が詰めかけて、近隣住民を感染の危機に晒している犯罪者的な輩まで居る始末です。
これでは、感染拡大を抑え込むことなど、夢のまた夢になってしまうでしょう。
そうなれば、医療は崩壊して、助かる命が助けられない状況が生まれるし、介護現場も崩壊して、介護を必要とする人が人知れず症状が悪化したり、中には亡くなる方が出ることも考えられます。
今まさに、日本はそんな危機的状況だということをもっと強く認識すべきです。

政府が発出した『緊急事態宣言』から一つの指針となる感染者数の目安である2週間が過ぎたけど、毎日発表される新規感染者は、増え続けて、東京ではここ9日間は毎日100名以上という日が続いています。

 

当然、新規感染者ととしてカウントされた人は、隔離対象なので、無症状であっても隔離措置が取られることになります。
そうなると、軽症者用に用意されたホテルなどの隔離施設もすぐにいっぱいになって、受け入れできなくなるのは、目に見えています。
そうなれば、新たに施設を借り上げるか、家庭内感染のリスクはあっても、家庭内隔離という措置を取らなくてはなりません。
その場合、新たな感染者を確実に増やすことになるので、医療機関や保健所などに掛かる負担は増大して、社会機能がマヒして、最終的には感染者が街にあふれて、中には市中で重症化して亡くなる人も出始めることでしょう。

 

その兆候は、すでに先日東京で出ています。
路上に人が倒れていて、救急搬送されたもののその後死亡が確認され、死後PCR検査を行った結果、COVID-19に感染していることが判明しました。
路上で亡くなったのは、今のところこの1例とされていますが、自宅などで突然死した中に10例のCOVID-19感染者が居たことが明らかになっています。

 

これは、すでに各地で医療崩壊が始まっていて、救急患者に対応できなくなってきていることを示していると私は思います。

 

連日テレビでは、5月6日に緊急事態宣言解除といっていますが、これは人的接触を8割削減し、感染数が減少して初めてできることであって、今の状態は全くそこまでに至っていません。
もっと言えば、人的接触を8割削減し、感染者が減少に転じたとしても、そこからが始まりであって、その後4週間程度継続する必要があると思っています。

 

今の状況は、一部地域の減少率ばかりを取り上げて、やれどこどこは7割減だ!あそこは8割以上減っていると一喜一憂していますが、こんなのはナンセンスな話でしかありません。
現に湘南海岸や外房などでは、馬鹿なサーファーが大挙して押し寄せているし、パチンコ屋には人だかりができている。
また、日々の生活のための買い物を行う商店街やスーパーマーケットには、大勢が買い物に行って、混雑しています。
このように、秩序ない行動が見られる状況では、感染者の減少など望むべくもありません。

 

自分たちの欲望を満足するために出掛ける輩は、論外として日々の買い物にもいっていのルールを設けて、人との接触を避ける努力が必要でしょう。
海外で行われているように、一定数の入場に留める配慮や、品物は手に取らず、手に取って物は必ず購入するなどのルールが無くては、怖くて買い物もできなくなってしまいます。

 

接触感染が叫ばれているんですから、陳列されている商品からでも接触感染は起こりうるとということだから、不特定多数が触れたものを他者に販売すると言うのもいかがなものかと思います。

 

このほかに全世帯に配布が始まった『アベノマスク』も迷惑な話で、感染拡大要因とならないことを願うものです。
郵便局もからも感染者が出て、一部業務を停止する事態になっているときに、ビニール包装され沢山の人がかかわったような『アベノマスク』なんかポストに入れられても迷惑この上ない話です。

 

表面がツルっとしたものでは、COVID-19は72時間以上感染リスクがあるとされているんですから、そんなものを家の中に持ち込んだら、そこから家庭内感染が蔓延することだって、考えておかなくてはなりません。
そういった意味でも、愚策中の愚策だと思います。

 

それにしても今回は、日本政府の無能ぶりばかリが浮き彫りになりますね。
┐( ̄。 ̄)┌
日本中で苦しんでいる飲食店の人やイベント関係者など、明日の生活費が心配な人やテナント料に苦しんでる人がいるのに、支援の手が差し伸べられない実態を見たり聞いたりすると、怒りがこみあげてきますし、このままでは、5月末には、大量廃業や大量倒産が起こって、待ちには失業者があふれることになるでしょう。
そして、路上生活者が爆発的に増えて、その中から路上で亡くなる人も一気に増え、街中に死体が転がる光景が見られるようになる可能性だって考えられます。

 

こんな光景は、江戸時代の飢饉のときの絵でしか見たことのないような光景ですが、そうならないと言い切れないと私は思います。
まさに、時代劇よく見かける場面で、悪代官と悪徳商人が結託して、町人や農民から搾り取る光景のようなもので、この国の動きの遅さは、裏で、

 

「ふふふ、○○屋お主もわるよの」と言いながら、悪だくみをしているからに他ならないと思ってしまいます。

 

軽症者の感染者などを収容施設にアパホテルと東横イン選ばれたのも「安倍屋」とのつながりで選定されたと聞いたことがあるように、この国難の最中でもそんなことが行われていて、利益誘導のために決定が遅れているんだとすれば、この政府は国民の信任を得た政府だと言えるものではありません。

 

こんな政治家を選んだ日本人は本当に不幸だと思うし、今回のCOVID-19では、厚生労働省の責任は重大だと思います。
とはいっても、いくら国民が苦しんでも誰一人責任を取ることもなく、自分たちはよくやったと思うんでしょう。

 

そう考えると、むなしくなりますね...


 


 

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