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この国の国会議員やそれにぶら下がっている霞が関の官僚どもも、この国のことなど何も考えていないし、ましてや国民の声など屁と思っていないのでしょう。
かねてから問題となっていた、国会議員の小遣いと言っても過言じゃない、
『文書通信交通滞在費』の名称を変更して、今国会で日割り支給法案が採決され、衆議院を通過しました。
これを一歩前進と捉える人もいるようですが、果たしてそうでしょうか。
私は、甚だ疑問だと感じています。
その根拠というのが、今回成立した改正案の中に記されている、『文書通信交通滞在費』の名称変更に伴う新しい名称にあります。
これまでの『文書通信交通滞在費』ですら、使用目的が名称に記されているものに限定されていたはずなのに、それを検証することすらされておらず、使途不明金となっているのが大問題に発展しているのに、今回の改正案に記されている名称は、この先を見据えた抜け穴を作ったものだと私は思っています。
そもそも、大問題となっていた『文書通信交通滞在費』の名称を変更する必要性など全くない話だし、名称を変えたとしても、国会議員が掠め取る金額は、変更されることなく、ひと月お小遣いとして100万円を無条件で受取ることに対しては、全く議論されることなく、現状維持が決まっているのだから、名称変更を行う必要性などどこにもないと、私を含めた多くの方が、お思いでしょうが、ここにこそ国会議員の腹黒さや官僚どもの姑息な手口が隠されているんです。
そもそも今回の改正案に記されている新しい名称をようくご覧ください。
新名称は『議員活動に関わる調査研究広報滞在費』とされています。
この長ったらしい呼び名を一つひとつ見ていくと、
まず『議員活動に関わる』と書かれた部分を考えてみましょう。
そもそも議員活動とは、具体的な定義は無く、議員本人が地方遊説だといえば、極端な話、地方の商工会や地方議員と飯を喰い、お姉ちゃんをはべらせて、酒を飲んでいたとしてもそれらすべてが議員活動だと言えば通ってしまいかねないというくらい、曖昧模糊としたものなのです。
これだけでも、十分抜け道だと思うんですけど、そのあとに続く文言には、更なる抜け穴が設けられているんです。
『調査研究広報滞在費』これっていったいどういう趣旨のものなのでしょうか。
これも先の『議員活動に関わる』云々かんぬんと同じで、議員の裁量一つで、なんでも適用できるという事なんです。
例えば、議員が、近くのスーパーマーケットで、サラダ用のレタスをひと球買ったとして、これも『調査研究広報滞在費』として申告することができるようになるということになるんです。
もっと言えば、仮にハワイに1週間滞在して、遊んだり買い物をした代金も全て、『調査研究広報滞在費』から支出しても問題ないというお墨付きを与える文言だという事です。
ほとんどの与野党議員は、裏で手を握り、まずは支給を日割りにすることで、世論の動静をはかり、反発が多ければ次に使途公開の議論に踏み込むつもりで、今国会中に結論を導く的な改正案にしてあるのだと私は、考えています。
その時に、名称変更の抜け穴が大きく口を明けることになるように、予め名称変更を含めた改正案にしてあったのです。
『議員活動に関わる調査研究広報滞在費』という長ったらしい名称の中に隠された抜け穴の正体は、国会議員である以上、先に挙げたレタスひと球の購入も、
「消費動向調査の一貫」と言えば、『調査研究費』となり、問題にならないというからくりになっているんです。
ハワイ旅行もしかりで、
「ハワイにおける観光業の調査」とすれば、全て合法になるという事になるという仕掛けだったんですね。
国会議員と腐った官僚というのは、こういうことに掛けては、ズル賢いというのか、よく頭がまわるというのか、ほんとうに感心します。
なんて、感心してる場合じゃなく、この『議員活動に関わる調査研究広報滞在費』という長ったらしい名称の適用範囲を細かく精査し、明確にさせる必要があるし、最終的に一般社会と同じく、領収書を提出させての事後精算にしなくては、この問題は解決しないと考えます。
一般社会で働いていて、ひと月100万円稼ごうと思ったら、どれだけ働かなきゃならないと思ってるんだ。
それを毎月「ごっつぁんです。」状態で掠め取るなんて許せるはずがない。
ただでさえ新型コロナ対策の無策によって、散々痛めつけられているのに、国という取り立て業者は、有無を言わさず、人の財産まで処分させて、国税を取り立てているのに、その血のにじんだ血税を馬鹿で保身しか頭にない腐った政治屋にくれてやるほど、国民もお人良しじゃないんだよ。
どこまでいっても、また次の向け穴を仕掛けてくるんだろうが、領収書を提出、事後精算とすれば、おかしな使い方をしてることが発覚知れば、大問題に発展して、議員の資質が問われることにも繋がり、よりいっそう、国民の監視が行き届くことになって、少しは腐った政治屋の行いも正すことができるようになるんじゃないかと思います。
まず、この文通費問題をきっかけにして、国会に巣食う、悪しき慣習や、実社会と乖離した特権思想を排除していかなくては、この国は、良くならないし、これから社会を担っていく若者達が、喜んで納税し、国を支えようという気にならないようでは、この国は終わりです。
腐った考えに固執したカビの生えたような国会議員はとっと引退して、余生を送るようにしてください。
それが、世のため人のためです。
私たちは、今後も文通費が正しく運用去れるよう、日割りだけで留めないよう声を上げ続けていかなくてはなりません。
ですから、要拡散
『#文通費を無くせ』でツイートしましょう。
もっと住みやすい国にするために頑張りましょう。
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