エアコンの正しい処分方法

エアコンは、生活の中に無くてはならないものですが、永年使ってると調子も少しずつ悪くなって、
「最近冷房の効きが悪くなったような？」とか
「暖房も効きが悪い」
と感じるようになってくると思います。
そうなると、そろそろ寿命かと、取替えを考える人も多いと思います。
中には、「もう使わないからいらない」なんて方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時、エアコンを処分しようと思ってもどうしたらいいのか分からないってことがあると思います。
そこで、このページで “簡単に安く” 自分で処分する方法を紹介しますので参考にしてください。

家庭用のエアコンは『家電リサイクル法』で、勝手に処分出来ないことは、ご存知ですよね。
もうすでに、これまでにエアコンを取替えて、購入店に処分を依頼したことがある方もいらっしゃると思います。
その時、取付けに来ていた業者から、リサイクル券の控えを受取ったと思います。

 

これは『家電リサイクル法』にそって適切に処分したという証明書ですから、大切に保管しておかなくてはなりません。

 

仮に、古いエアコンを引取った業者が適切にリサイクル処分せず、古いエアコンの買取を行っている不法業者に売り渡したりすると、追跡捜査の中で排出したお宅まで聞き取り捜査に来ることも考えられます。
その時『家電リサイクル法』に基づく、リサイクル券の控えが無かったら、適切に処分を依頼した証明が出来ず、廃棄物処理法によって処罰される可能性が出てくるので、大切に保管しておかないと大変なことになるかもしれませんので注意してください。

 

また、適切に処分されたか気になる方は、問い合わせの際にもリサイクル券の控えが必要になるので、その意味からも大切に保管しておいてください。
m(_ _ m)
とここまでが、販売業者に引取ってもらう場合の話でしたが、ここから先は、タイトルにあるように、自分でエアコンを処分する方法を紹介していきます。

 

自分でエアコンを処分する方法

得古いエアコンの処分ってリサイクル料だ収集運搬費用だと、何だかんだで、結構高くつくものですよね。
┐(´xωx｀)┌
でもご安心ください。
何も業者に頼まなくても、自分で処分すれば、支払うのは、リサイクル料だけで済むので、今の価格なら￥990-で済んでしまうので、断然安く済みます。

 

家電リサイクル券の発行手続きなど全てを自分でするので、少し手間は掛かりますが、圧倒的に安く出来るんですから、そのあたりは少し我慢してくださいね。
手続きっていっても、ごく簡単なものばかりですから、心配しないでください。

 

まず、家電リサイクル券の発行手続きからお話していきます。

 

家電リサイクル券の発行

お近くの郵便局でエアコンリサイクル処分費として、予め指定された用紙に必要事項を記入して、郵便局の窓口かゆうちょ銀行のＡＴＭから振込んでください。
振込みを済ませると〔振替払込受付証明書〕が発行されるので、家電リサイクル券に貼りつけてください。
これで、家電リサイクル券の発行手続きは終わりです。

 

発行した家電リサイクル券は、料金支払いの翌日から10年間有効ですから、もしすぐに使わないのなら、大切に保管して、次の機会にお使いください。

 

尚、家電リサイクル券を利用するのは『家電リサイクル法』で定められたほかの品目でも使えるので、覚えておくと便利です。
【家電リサイクル法対象製品】

• 家庭用エアコン
• テレビ
• 冷蔵庫・冷凍庫
• 洗濯機・衣類乾燥機

いずれも家庭用に限られ、業務用は対象外です。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。

 

引取り予約をする

処分するエアコンは、お住まいの自治体が指定した場所で引取ってもらるので、各自治体の廃棄物担当部署に直接電話で尋ねるか、
家電リサイクル券センターのホームページで調べてください。
住んでる地域に指定引取り場所が無い場合、近隣自治体の指定引取場所に持ち込むこともできるので、確認してください。
尚、近隣自治体の指定引取り場所は、変更になることがあるので、予約する前に電話で確認するようにしてください。

 

引取り場所が決まったら、電話で引取り日時の予約をしてください。
予約電話の際、引取り依頼エアコンのメーカーの引取りを行っているか確認してください。
中には、引取りメーカーを指定しているところもありますので、運んでも引取りを拒否される場合もあるので、注意してください。
それと予約の時、必要な料金についても確認するようにしてください。
引取り先によって、別途処分費が必要なところもあるので、こちらも注意するようにしてください。

 

持込準備と運搬、引取り

処分するエアコンを引取り先に持ち込む前に、しておかなくてはならないことがあるので、紹介しておきます。
処分するエアコンに家電リサイクル料を支払ったときに受取ったリサイクル券のシール部分を剥がして、処分するエアコンに貼り付けておきます。
貼り付けるといっても、どこでもいいというのではなく、貼付け場所が指定されているので、正しく貼付けてください。
貼付け場所については、こちらのPDFをご覧ください。

何だか、くだらないことのように思えますが、引取り先の確認作業をスムーズにするための措置ですから、正しい位置に貼り付けるよう協力しましょう。

 

準備が整ったら、予約した日時に指定引取り場所に古いエアコンを持ち込んで、引取ってもらって一連のエアコン処分は終わりになります。

 

 

これでバカ高い、エアコン処分費を安く抑えることが出来るので、その分、エアコンのグレードを一つ上のものにしたりするのもいいんじゃ無いですか。
そのほかにも、浮いたお金の使い道は、いくらでも考えられますから、少しウキウキした気分で考えるのも楽しいですよ。
(^^)
ちょっと手間は掛かりますが、それだけに値打ちはあるんじゃないでしょうか。

 

どんな方法であれ、貴重な資源が正しくリサイクルされることが一番ですけどね。
（^_-）-☆

 

業者の私が、こんなことを書いてるのもどうかと思いますが、無駄なお金は使ってもらいたくないという思いから書かせていただきましたので、ご覧のみなさんの中で、エアコンの処分に困ってる人や処分費の高さに悩んでる人は、自分で処分する方法も検討しては、いかがでしょうか。
その時にこのページを活用していただければ、幸いです。
m(_ _ m)