室内換気の提案

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室内換気のご提案

新型コロナウイルスのマイクロ飛沫感染が疑われて室内換気の重要性が呼びかけられているので、電気工事士の経験から簡単な室内換気のご提案をさせていただきます。

新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴って出されている【緊急事態宣言】の影響で、飲食店さんには、営業時間の短縮が要請され、多くの事業者さんが、これに従って本来の営業時間よりかなり早くお店を閉じられて、売り上げが激減して、厳しい経営状態に追い込まれておられるところも少なくないようです。

 

そのおかげで、新規感染者数は、急激に下がり始めて、多くの方がホッと胸をなでおろされてると思いますが、まだまだ安心できる状態ではないので、更なる自粛が求められていますので、夜の外出などされる方もかなり少なくなって、夜の繁華街では、人影も少なくなって寂しい限りです。

 

期間が延長された緊急事態宣言ですが、今の状況が続いて、着実に新規感染者数が減少を続けて、病床使用率も下がれば、期間満了を待たずに緊急事態宣言が解除される可能性も見え始めてきました。

 

しかし、物議を醸した『特措法』の改悪で、緊急事態宣言が解除されても新たに設けられた【蔓延防止重点措置】が適用されて、緊急事態宣言下と同じような厳しい状況が続く可能性が高くなりましたので、緊急事態宣言が解除されたから万々歳とはいかないようです。

 

【蔓延防止重点措置】では、緊急事態宣言下のような協力金の支給は難しく、かえって飲食店経営者にとっては、厳しい状況に追い込まれる可能性が高くなったと言わざる負えません。

 

結局、国は、何だかんだへ理屈を並べて協力金を出したくないだけのようにしか見えない特措法の改正になったように感じます。

 

仮にこの措置で、感染者が劇的に減少したとしても、新型コロナウイルスが完全に終息するわけじゃないので、通常営業に戻ったとしても、更なる感染予防策が求められるようになるのは、容易に想像がつくところです。

 

まず思いつくのは、アクリル板で三方を囲った、食事スペースの確保のように、個人的な個室スペースのようなものの確保です。
そして、店内におけるマイクロ飛沫による感染リスクの軽減ですが、よく言われているのが、窓を開ける換気です。
しかし、寒い時期や暑い時期は、窓やドアを開け放しての換気は、お客さんにとってもかなりきつい状況なので、出来ればほかの方法で、換気することを考えたほうが、売り上げ的にも何もしないより良くなると思いますので、私がこれまでいろんな店舗などで換気効率などを考えて設計してきたノーハウから考えた簡単な死捨て身を提案させていただきますので、緊急事態宣言解除後の店舗経営の参考にしていただければと思いますので、ご覧ください。
m(_ _ m)

 

室内換気システム提案図

 

ご覧のような形で換気扇やエアコンなどを配置すれば、真冬の寒い時期や真夏の暑い時期でも窓やドアを全開にする必要もなくなると考えられます。

 

これまでの店舗設計では、換気扇を取付けるとき、天井に外気取り入れ用の給気口を取付けるのが一般的でした。
給気口を設けないと、排気のみになって、室内と外気との気圧差が生じて、効率よく換気できなくなるので、必ず換気扇と共に給気口を設けなくてはなりません。

 

これは、換気設備工事を行うときの常識で、店舗やオフィスでも必ず行われています。

 

こうすることで、空気の流れが生れて、効率よく室内の換気が行われるんです。
それをふまえて、私がご提案させていただいている提案図をご覧ください。

 

通常の換気設備工事では、天井付近に換気扇を設置して、給気口も部屋の上部や天井面に設けるものですが、新型コロナウイルスのマイクロ飛沫感染予防の時には、給気口をなるべく低い位置に設けるとより効果的だと考えられます。
なぜなら、提案図のように天井に換気扇を設置してるときは、換気扇に向かって室内の空気が流れますので、給気口が下にあれば、下から上へと空気が流れるので、素早く天井付近へマイクロ飛沫を吸い寄せることができると考えられ、吸い込むリスクを軽減できると思われるからです。

 

今回ご紹介している換気設備の配置について、シュミレーションなどを行ったものではないので、あくまで参考程度としてお考えください。

 

でもほかのパーテーションなどの感染予防策と合わせて設置することで、窓やドアを全開にして室内を喚起しなくても良くなる可能性はありますし、仮に開けたとしても、言われている時間より短くできると考えられるので、室内のCo2濃度測定器なども活用して、適切に運用されることをご提案させていただきます。

 

ここからは、余談ですが、換気扇の運転速度を強弱運転できるようにしておけば、通常は弱運転で使用して、Co2濃度が上がったときだけ強運転にするなんて使い方も考えられるので、併せて検討してください。

 

ワクチン接種が始まったとしても、すぐに収束に向かうとは考えにくいので、最低でも今年一年は、新型コロナと付き合っていかなくてはならないと思いますし、ワクチン接種が進んだとしてもこの先も完全にゼロコロナの世界に戻ることは無いので、感染に気を付けながらの生活が続くと考えるのが妥当ですから、出来る感染予防策をとりつつ、少しずつ通常生活に戻れるようみんなで努力するしかないようですね。


 


 

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