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電気工事を行っている新築現場の配線工事を終えてから次に行うのが仕上げ前の作業です。
電気工事士は、配線作業が終わるとしばらく現場に行くことはなく、その間ほかの業者が各々の作業を進めていきます。
その結果、次に現場に行く頃には、外壁もできて屋内も壁や天井ができて家らしくなっています。
こうなると、電気の配線も壁のボックスも隠れて、どうなっていたのか分からなくなっているので、隠れたスイッチボックスの開口や埋込照明器具の天井開口を行っておかなくてはなりません。
スイッチボックスの開口には、配線段階で取付けたスイッチボックスの位置を施工図に記入しておくのが一般的ですが、中には記入漏れで位置情報が無いものも中にはあるかもしれません。
あっ!
『どうしよう!どこだか解らない』ガ━(;゚д゚)━ ン
でも、心配無用です。
こんなときに、役立つのが『ボックスレーダー』です。
ボックスレーダーは、壁の裏に隠れたボックスを探し出す機械で、鉄のボックスならすぐに反応が出ます。
また、プラスチックボックスなら上下に貼られた、アルミ箔に反応してボックスの位置を特定できるので、有ると安心ですし他にも使えて便利です。
でもこれを使うのは、あくまで緊急避難的な方法ですから、配線工事が終わった段階で図面に取付け位置を記入するようにしてください。
各部屋、廊下、洗面所、トイレなど、順番に施工図を確認しながら、ひとつひとつ、確実に開口していきましょう。
スイッチボックスの開口が終わったら続いて天井の開口を行います。
最近は、廊下やトイレ、リビング、ダイニング、寝室などに天井埋込み型の照明器具を取り付ける事が多くなってきました。
廊下などに取り付ければ廊下全体がスッキリした印象になりますし、リビングなどに取付ければ少し雰囲気を変える事も出来ます。
リビングなどでは、調光用スイッチを取付ければ、さらにシーンの変化が楽しめます。
このような提案は、電気工事を始める前の打ち合わせ等でお客さんにご提案するといいと思います。
天井の開口も取付け位置、開口寸法等を一つずつ確認しながら行ってください。
開口作業が終わったら現場内の清掃をして他の業者に一声かけて現場を後にしましょう。
「お疲れさん、お先」この一言を言ってはなれるだけで相手の受ける印象も変わるので、仕事がスムーズに進むようにする効果が期待できるんですよ。
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