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鉄筋工クリート(RC)電気工事も順番に進めて、コンクリート打設まできましたが、現場内にはいろんな危険が潜んでいるので、安全確保には、木造住宅の電気工事などより注意を払う必要があります。
コンクリート打設も終わり、鉄筋工クリート(RC)電気工事の山場は越えたといえるでしょう。
しかし、これからのほうが電気工事としての作業量は多いといえます。
ですからここではコンクリート打設後の入線工事についてお話させていただきます。
工事方法から便利な工具などもご紹介しますので、続けてご覧ください。
鉄筋工クリート(RC)電気工事もコンクリート打設が終わって型枠の解体作業も終わり、建物の形が現れました。
この時点でようやく鉄筋工クリート(RC)電気工事の埋設配管工事の仕上がり状態が確認できます。
壁に仕込んだスイッチやコンセントの位置は、図面どおりか?
天井の照明や火災報知機などの位置はどうかなど、と言ってもこの時点で間違っていたとしても、
ほぼ、手遅れですけどね・・・
間違いはなかったという事で話を前に進めましょう。
コンクリート打設が終わって型枠の撤去が終ったら次に行うのが入線作業です。
鉄筋工クリート(RC)電気工事では、その作業内容ごとに施工図面があるので、今回からは配線系統図を参考に作業を進めます。
もうすでに電気工事を行っているみなさんならご覧になっていると思いますが、配線系統図にもいろんな記号や特記事項などで細かく配線系統について書かれています。
入線ケーブルの太さやケーブルの種類、入線本数、始点と終点など入線作業に必要な情報が満載です。
それらを全て理解した上で入線作業を行わなくてはなりません。
入線作業に必要な道具をここでご紹介しておきましょう。
まずなんと言ってもタイガーラインなどに代表される通線ツールです。
通称 スチールと呼んでいますが、これが無くては入線作業は始まりません。
直接、埋設配管内に通して先端にケーブルを取付けて引っ張りって入線したり、ロープを通したりとさまざまな場面で用います。
次が、入線時のケーブルの滑りを良くする潤滑剤です。
この潤滑剤を塗布する事で入線にかかる労力も減らせますし、何よりケーブルの損傷を防ぐ効果もあるので用意してください。
ケーブルに無理な力が加わると埋設配管内でキズができて漏電事故の原因となります。
次は、幹線ケーブルの入線に必要なドラマワールやケーブルジャッキなどです。
小型のドラム巻きケーブルなら、ドラマワールを使って入線します。
ドラマワールは丸い円盤状の器具ですが、この上にケーブルドラムを置くだけでケーブルを引出すことでドラムが回転して、楽にケーブルが引き出せるようになります。
大型のケーブルドラムからケーブルを引き出す時に使います。
ケーブルドラムの中心にシャフトを差込、そのシャフトにジャッキを掛けて持ち上げれば、ドラムが回転してケーブルを引き出すことができるようになります。
このほかにケーブル用ウインチがあれば、さらに作業は楽になります。
このように、鉄筋工クリート(RC)電気工事の入線作業にもいろんな道具が必要になるので、用途をしっかり頭に入れて間違った使い方をしないようにしてください。
便利な道具も使い方を間違うと思わぬ事故の原因となります。
また、決して無理をしないようにしてください。
大型のケーブルドラムがドラムジャッキから外れたりすると足の骨折などの重傷事故になりかねませんし、最悪の場合命が脅かされないので絶対無理をしないようにしてください。
このほかにもケーブル入線用のあみそなどもありますし、まだまだ便利なものもあるので、見たい方は下のバナーからご覧ください。
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