粗悪なガストーチにご注意を!

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粗悪なガストーチにご注意を!

電気工事やエアコン工事などいろんな場面で用いることの多いガストーチなので、私たち電気工事士やガストーチを扱いなれてるものは、信頼できる物しか持たないので、現場での事故というのは、あまり聞いたことがありません。
でも最近は、キャンプブームで、着火用としてガストーチを使う人が多くなり、それと共に海外からの輸入品も多くなってきています。
しかし、そんな海外製の粗悪品による火災
や火傷などの事故が多発していますので、みなさんも十分注意するようにしてください。
NITE ガストーチ事故

これは、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(通称:NITE)が調査し実験した結果として、公表しているもので、その結果は、HPに掲載されています。

 

日本国内で生産されるものに関しては、明確な認証制度を活用した製品評価が成されているので、国内生産品を使用しての火災等の事故報告は、ありません。

 

しかし、昨今のキャンプブームで、一気に日本国内でガストーチの需要が高まるのに併せて、中国製などの海外からの輸入品が急増するのに呼応するように、製品事故が多発するようになり、2020年以降急増するようになったと報告されています。

 

その多くは、製品そのものの不具合が主な原因で、トーチ部とボンベを接続する部分の気密性が保たれておらず、ガス漏れを引き起こし、そこに引火する事故が多発しています。

 

その多くは、その取付方法に誤りがあることも多く、取り扱う側も、取扱に関して十分な知識が必要だとも言えます。

しかし、中には取扱説明どおりに正しくトーチ部分を取付けたにも関らず、ガス漏れが発生し、引火する粗悪品も確認されていて、それらの製品に関しては、そもそも、安全評価を行っているのかすら不明なものもあるように、日本国内での基準に合致しないものも少なくないようです。

 

当然、日本国内の安全基準を満たしていないものを使用しての事故に関しては、仮に保険を掛けていたとしても、支払い対象外となることがほとんどで、火災や火傷などのけがの治療費等も全て自己負担となる可能性が高いと考えられます。

 

友達や家族での楽しいはずのキャンプが、不良ガストーチによる事故で台無しになり、おまけに火災でキャンプ用品や、下手をすると車で移動中にガス漏れを起こしてそのガスが車内に充満し、何らかのきっかけで引火すれば、車ごと火災になる可能性だって無いとは言い切れません。

 

そう考えると、たかがガストーチくらいを安物にしたことで、被る被害を考えたら、少し高くても日本製の安全なものを選ぶべきだと思います。値段の安いものを購入するときは、最低でも

  • 製造事業者
  • 輸入事業者
  • 販売事業者

などの連絡先が確認できるものを選ぶようにしてください。
それでも、中国国内の連絡先が表記されている中には、連絡のつかないところもあるので、鵜呑みにせず、疑って掛かる方が賢明だと私個人的には思います。
これは、余談になりますが、以前中国製の配管を曲げる工具を購入した時に、初期不良品が届いて、販売元に連絡しようとしても、表記されていたところと連絡が取れず、結局泣き寝入りとなり、使い物にならない物の処分費まで負担させられた経験から、それ以降、中国製に対する信頼は、失せて、今では中国製と見たら疑って掛かるようになりました。
なので、ガストーチも絶対中国製を選ぶことはありません。
(`・ー・´)b

 

私が仕事で使うものは、全て日本国内で生産された物ばかりだから、何の心配もなく日々利用してるし、車の中に保管しておいても一回も事故など発生していないし、今後も無いと信じています。

 

最近は、電気工事に使う工具を紹介した電気工事に使う工具にも、一般の方と思われる方が訪問され、ガストーチやキャンプに使うと思われるヘッドライト等々をご覧になってるのを確認しています。

 

まあ、私が現場で使って、安全で、尚且つ使いやすいものを紹介してあるので、私が紹介してる物からは、事故の報告など当然ありません。

 

やっぱり値段相応で、安物には、何らかの問題点があるという事です。

 

今回は、ガストーチの事故についてご紹介しましたが、このほかにもモバイルバッテリーが充電中に発熱し、火災に至るなんて報告もあるように、安い中国製などの海外輸入品には、多大な損害を被るリスクがあると、知っておくべきでしょう。

 

少なくとも、日本国内の認証試験をクリアしたものを選ぶくらいの慎重さが必要だと思いますね。

 

仕事で使う人は、安全面も考慮して、選んでいると思いますが、キャンプで使うとかいう方にも、十分注意していただきたいと思います。
また、あぶり料理などで使用する飲食店関係者のみなさんにもご注意いただきたいと思います。

 

お店が終わってから、ガストーチのガスが漏れて、冷蔵庫等のモーターなどの僅から火花で引火して火災に至らないとも限らないので、保管するときも、仮にガスが漏れても充満しないようなところに保管するなど、注意して取り扱うようにしてください。

 

たかがガストーチ、されどガストーチ、一旦事故や火災になると多大な損害をもたらすので、取扱や製品選びには、十分注意したいものです。

 

<関連情報>
独立行政法人 製品評価技術基盤機構(通称:NITE)
ガストーチ事故関連ページ


 


 

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