命懸けの現場

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命懸けの現場

新型コロナのL452R変異株が猛威振るう最中ですが、それに輪を掛けるように更なる脅威が襲ってきます。
現場で作業する私たちにとって、新型コロナの変異株の感染力の強さは、重大な脅威となっています。
まさにいつ感染するか分からない状況で、まだワクチン接種を受けていない職人がほとんどで、誰が感染者なのかすら分からず、大勢が同じ現場内で作業を続けています。
そして、次に襲ってくるのが、猛暑というもう一つの脅威です。

8月初旬からの天候不順で、一旦収まっていた猛暑が、再び日本列島にやってくると言う事で、各地でとんでもない暑さになるようで、気象庁からも熱中症アラートが発表されていて、対象地域では、厳重な警戒が呼びかけられていますし、日中は屋外での運動は控えるようにと強く警告されています。

 

もちろん私たちのように現場で作業するものも日差しの強い日中は、直射日光のあたる場所での作業を控えるなど、対策が必要だと思います。
また、屋内でも天井に近いところでの作業は、床近くに比べ、温度が高く、より熱中症になりやすいので、作業中もこまめな水分補給と、失われたミネラル分の補給を行うことが大切になってきます。
最近は、現場に塩飴などが置かれていたりすることも多いですし、自分で用意してる人も少なくありません。
みなさんそれなりに熱中症に対する対策は、されているのだと思いますが、それでも無理して作業を続けて知らない間に水分不足に陥って、体温の上昇を招いてしまう可能性だって捨てきれないので、現場の監督者や同僚は、互いの様子をよく観察して、少しでも様子がおかしければ、作業を中断して、涼しいところで休憩挿せるようにすることがとても大切になってきます。

 

すでに熱中症の症状が見られるときは、首回りやわきの下、太ももの内側など、大きな血管が通るところを冷やしてあげてください。
その時、固形の保冷剤や氷があればベストなのですが、もしなければ、冷えた缶ジュースやペットボトルの飲み物を代用しても構いません。
ともかく大きな血管を流れる血液を冷やすことで、体温を下げることができるので、軽度の熱中症なら、1時間も休憩すれば、ある程度回復できるはずです。

 

身体を冷やすと同時に、水分補強をさせることを忘れないようにしてください。
熱中症は、体内の水分量が減少して、発汗しなくなることで、体内の熱を逃がすことができなるのが、主な原因ですから、減少した水分の補給はとても大切な処置になります。

 

水分が必要だからと、一気に水分を摂らせては、いけません。
少しずつ、時間を掛けて徐々に水分を摂らせるようにしないと、ショック状態になる可能性があり、とても危険ですから、水分は少しずつ与えるよう心掛けてください。

 

これらの処置をしても回復しない時は、速やかに救急搬送を依頼して、速やかに病院へ搬送してもらってください。

 

と、通常なら、救急隊が到着してすぐに熱中症の連絡を入れ、搬送先が決まって数分で病院に到着して、医師による処置が行われ、点滴などの適切な治療が行われて、無事に回復するのが一般的だったのですが、今は、新型コロナが日本中に蔓延していて、多くの自治体で、病床が逼迫しているのに加えて、新型コロナの症状と熱中症の症状が酷似してるので、中々受け入れ先が見つからないという事例が各地で報告されているように、今は、速やかな治療が望めない状況なので、これまで以上に熱中症で重症化するリスクが高まっていると考えとかなくてはなりません。
止まったまんまの救急車
現場作業員のように体力のある人が、熱中症になったとしても、これまでだったら、ほとんど無事に回復していたと思うんですけど、これからは、そう楽観的に考えてばかりはいられないようなので、自己防衛する必要があります。

 

ですから、現場での熱中症対策には、これまで以上の配慮が必要になってくるんだと私は思います。

 

今後数日間は、猛烈な暑さが続くと言う事なので、みなさんも熱中症対策を万全に行って、通常より休憩の間隔を短くするなど、できることは、率先してやるようにしてください。

 

それでは、しばらく続く猛暑にも負けないよう頑張りましょう。
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