【猛暑・酷暑日】気温上昇に伴う電力需要の推移

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酷暑日や猛暑日が続く毎日ですが、体調を崩さず、熱中症に注意するためにもエアコンの使用は必須です。


連日のように気象庁から発表される日本全国の気温分布を色分けした日本地図は、真っ赤を通り越して、どす黒い色に染まっています。
特に東海地方から西の地域はその傾向が顕著です。
東海地方では連日のように40℃以上の酷暑日が記録されていますので、命を守るためにもエアコンを適切にご活用ください。

節電と真夏の電気料金

連日、猛暑、酷暑が続いているので、エアコンはなくてはならない命綱です。
そんな状況だけにエアコンの使用は必須だと思いますが、そうなると気になるのが翌月以降に請求される電気料金です。


節電の涙ぐましい努力

昨今の物価高もあって、誰しもなにがしらの節約を余儀なくされていると思いますが、節約の中でも多くの方が心掛けているのが光熱費の削減だと思います。
夏場になれば、ガス料金は少なくなると思いますが、逆に電気料金は急増します。


そこで、室内のエアコンの温度設定を少し高めに設定したりして、少しでも少なくする努力をされていることでしょう。
また、使っていない部屋の照明はこまめに消したりして涙ぐましい努力をされていると思います。
しかし、この酷暑が続く中では、エアコンの温度設定も、普段より少し低めの設定にしたい気持ちが勝ってしまうこともあるでしょう。
実際酷暑の中での室温は、建物全体が温められていることもあって、設定温度まで下げようと思うと長時間運転しておかなくてはならないので、その分電気の使用量は増えてしまいます。
そうなれば、せっかく節約した分以上に上がってしまうので、元の木阿弥です。


猛暑、酷暑日の電力需要の推移

夜も最低気温が25℃を下回らない熱帯夜が続いて、そのまま朝から眩しい夏の陽射しが降り注いで、気温はグングン上がり始めます。
そうなると各家庭のエアコンがフル運転をはじめ、時間の経過とともに会社のエアコンも運転をはじめるようになると電力需要は一気に急上昇をはじめます。
それを物語る資料が各電力会社から発表されています。


ピーク時間帯(14時~15時)電力消費の特徴

猛暑日の電力需要推移のイメージ表


これは典型的な猛暑日、酷暑日の電力需要の推移を表したものです。


ご覧のように午後2時~3時をピークとしてそれまでは、右肩上がりにどんどん使用量が増えています。
午前9時までは、会社やオフィスでの使用が始まる前なので、少ない使用量で推移していますが、社会が動き出すと同時に、電力需要が一気に急増し始めます。


そして、気温も時間とともに上がり続けて、午後2時~3時をピークに向かって上がり続けます。
その気温上昇に比例するように電力需要も上昇し続けます。


気温35℃で需要が鈍化する理由

しかし、気温が35℃を超えると、若干電力需要の伸びが鈍化するというデータがあります。
そのデータのイメージがこれです。


35℃以上で鈍化する電力需要推移のイメージ表
青の点線で囲った部分の伸びが若干鈍っているのが分かります。
これは、東京電力管内の猛暑日の電力需要の時間データの数日分を詳細に分析して平均値を出したものです。
ピークは午後2時~3時で同じなのですが、直線的な伸びに比べて、少し伸びが鈍っているのが確認できます。
その原因は、午前中に運転を始めたエアコンが通常運転に戻ってきて、電力需要が少なくなったと推察されます。


それでもピーク時の需要量は変わらないので、夏の電力事情はかなり逼迫していると思って間違いないでしょう。


電力需要とエアコン2027年問題

昨今の夏の暑さはフェーズが変わったと言って間違いないレベルに達していて、もはや35℃が当たり前の状態になってしまって、ついに40℃が常態化するレベルにまで気温が上がってしまい、命の危険を常に感じつつ生活しなくてはならないようになったと感じます。


それと、AI時代を迎えて、巨大なデータセンターが日本全国に造られ、莫大な電力を消費するようになり、日々の生活に利用する電力を圧迫するようになって来ているので、政府はエアコンに更なる節電効果を求めて、2027年に規格を導入することにしました。


節電効果をあげるために、エアコンの販売価格が上がり、これまでのものに比べて2万円近く高くなると言われています。
昨今の物価高の中、庶民にとって、この2万円は、かなりの痛手になることは間違いありません。
しかし、政治家や官僚は、全く意に介していないようです。


酷暑の次の呼び名は何になる?(45℃常態化で起こる事態)

35℃越えが常態化したことで気象庁は新たに「猛暑日」という呼び名を付けました。
そして、40℃越えが常態化しつつあるこのタイミングで「酷暑日」という呼び名を使い始めました。


次は45℃が常態化しそうになったら新たな呼び名を付けるのでしょう。
はてさて、どんな呼び名になるんでしょうか?


私の提案ですが、「残酷暑日」というのはどうでしょうか。


日本の多湿状態で45℃が常態化するようになったら、それこそ死者が続出する事態が懸念されます。
超高齢社会の日本ですから、ご高齢の方自身でも気を付けていただく必要がありますが、家族やご近所の方もそれとなく気にかけていただきたいと思います。
古き良き日本の風習の中に「向こう三軒両隣」という諺がありますが、今まさにその考え方が必要とされていると思います。


この先も猛暑、酷暑が続くようなので、くれぐれもご自愛ください。


 


 

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